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【 宗谷岬 】 北海道稚内市 |
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北緯45度31分14秒にある日本最北端の岬 |
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先端には三角錐の日本最北端の地碑が立ち、ここから南へ約120mの高台には紅白のツートンカラーで高さ17mの宗谷岬燈台が立つ。また、探検家・間宮林蔵の像や展望台、旧海軍望楼なども。天候が良ければサハリンが見えることも。周辺には宗谷国護国寺跡なども。岬の後方一体は周氷河地形の丘陵地帯、日本ばなれした風景が広がる。 |
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リンク 稚内市 稚内市観光協会 |
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【 宗谷丘陵 】 北海道稚内市 |
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宗谷岬の内側に広がる広大な周氷河地形 |
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稜線も谷も丸みを帯びた高さ20〜200mのなだらかな丘陵。今から約1万年前の地球最後の周氷河地形。一面、笹などにおおわれた広大な景色は広がり、夏は牛が放牧される。天気次第では、サハリンも見える。緩く波打ったような広大な丘陵を高台から眺めると、日本離れした景観に心を打たれる。北海道遺産。 |
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リンク 稚内市 稚内市観光協会 |
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【 稚内公園 】 北海道稚内市 |
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丘の上に氷雪の門や開基百年記念塔など |
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稚内市街地を見下ろす高台で、遠くサハリンも見える。中心には開基百年記念塔が立ち、その1・2階には稚内や樺太の自然や歴史などの資料が展示された北方記念館となっている。また最上階は展望台で地上70m、海抜240mの高さがある。公園内には、サハリンへの望郷の念が込められた氷雪の門や、九人の乙女の碑、南極犬訓練記念碑などが点在。公園へはマイカーや路線バスで登れるが、全長130mの日本一短いロープウェイを利用するのも楽しい。 |
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リンク ●稚内公園 稚内市 稚内市観光協会 |
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【 北雪の門 】 北海道稚内市 |
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稚内公園にある代表的モニュメント。樺太への望郷の念と樺太で没した人々の慰霊の念が込められ、1963(昭和38)年に建立された。高さ2.4mのブロンズ像と高さ8mの望郷の門、大理石の霊石で構成、天気次第ではサハリンがここから見える。毎年8月20日には慰霊祭が開かれている。 |
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リンク 稚内市 稚内市観光協会 |
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【 開基百年記念塔・北方記念館 】 北海道稚内市 |
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1978(昭和53)年に「開基百年」を記念して、標高170mの稚内公園の丘陵に上の建てられた。塔の高さは80m、地上70m(標高240m)の展望台からは、稚内市街を眼下に、サロベツ原野や利尻礼文、サハリンなど360度の展望が得られる。塔の下、2階建部分は「北方記念館」となっており、稚内や樺太などの資料が展示されている。 |
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リンク 稚内市 稚内市観光協会 |
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【 ノシャップ岬 】 北海道稚内市 |
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稚内の西北端、宗谷湾を挟んで宗谷岬とは反対側の位置。赤と白のツートンカラーが印象的な稚内灯台が立つ。灯台の高さは道内一・国内2番目の42.7m。岬からは、利尻・礼文やサハリンの島影を望め、ここからの夕暮れ風景は感動的。また、夏の早朝には周辺で昆布漁が盛ん。 |
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リンク 稚内市 稚内市観光協会 |
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【 ノシャップ寒流水族館 】 北海道稚内市 |
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ノシャップ岬・稚内灯台のすぐそば。国内100番目にあたる水族館として1968(昭和43年)に誕生した。寒流に生息する魚を中心に約120種が展示されている。360度水槽に囲まれる回遊水槽では、ホッケやソイなど北方系の魚や幻の魚・イトウが泳ぐ。また、ゴマフアザラシやワモンアザラシ、マユダチペンギン、フンボルトペンギンなど海の人気者と出会える。
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リンク ●ノシャップ寒流水族館 稚内市 稚内市観光協会 |
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【 北防波堤ドーム 】きたぼうはていどーむ 北海道稚内市 |
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北埠頭が旧樺太航路の発着場として賑わった戦前、冬の大波を防ぐために建設された半アーチ式ドームの防波堤。1936(昭和11)年に完成。樺太へと渡る人々で賑った頃の歴史的遺産で、太い円柱と側面の曲線が印象的な独特の建築物。総延長427m、高さ13.6m、柱の総数は72本。北海道遺産。 |
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リンク 稚内市 稚内市観光協会 |
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【 メグマ沼 】 北海道稚内市 |
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稚内市街から宗谷岬に向かう国道238号沿いで、稚内空港近く。沼の横にはメグマ湿原があり、エゾカンゾウやハマナス、ミズバショウなど植物の宝庫。野鳥天国でバードウォッチングにも最適。木道など約3.5kmの遊歩道やメグマ沼自然公園が整備されている。多くの花が湿原を飾るのは5月中旬から7月下旬。また、国道の山側には強風の影響で低木化したミズナラ大群落が見られる。 |
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リンク 稚内市 稚内市観光協会 |
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【 大沼 】 北海道稚内市 |
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越冬前後の中継地として数多くの白鳥が飛来 |
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大沼は稚内市街の南東に位置する周囲約10Kmの浅い沼。秋にはシベリアから越冬地へ向かう白鳥が、春には越冬地からシベリアへ帰る数多くの白鳥が飛来。また、通年では100種類以上の野鳥が観察できる野鳥天国。湖畔には観察室や展示コーナーが設けられた大沼野鳥観察館があり、無料で双眼鏡や望遠鏡を貸してくれる。 |
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リンク 稚内市 稚内市観光協会 |
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【 道立宗谷ふれあい公園 】 北海道稚内市 |
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大沼の北岸で約67haの広さ。パークゴルフ場やオートキャンプ場、多目的広場などが点在。ビジターセンターには、幼児向け室内遊技場やインドアガーデン、バーベキューコーナー、食堂、売店などの設備がある。丘の上にある展望ゾーンからは大沼や稚内空港、宗谷海峡などの眺望がいい。冬は犬ぞりレースなどのイベントが開催される。 |
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リンク 稚内市 稚内市観光協会 |
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【 抜海岩 】ばっかいいわ 北海道稚内市 |
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日本海側の小さな漁村・抜海の南側、道道沿いにある奇岩。悲しいアイヌ伝説が残る。抜海は、アイヌ語で「子供を背負った岩」という意味で、まさにこの岩が地名の由来になっている。岩の下に開いている穴は、先住民住居・抜海岩蔭遺跡。日本海と利尻富士を見ながら続く直線道路の途中で、ひとつの目印にもなっている。 |
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リンク 稚内市 稚内市観光協会 |
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【 抜海港・ゴマフアザラシ越冬地 】ばっかいこう 北海道稚内市 |
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野生のゴマフアザラシを群れで見られるスポット |
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稚内の日本海側に位置する抜海港には、冬の間かわいいゴマフアザラシが姿を見せる。道内でも数少ない群れで見られる場所で、多い時は200頭程になることも。ロシアからやって来るようで、消波ブロックの上などでのんびりと過ごすことが多い。11月から3月までは、ゴマフアザラシの資料も見られる仮設ハウスのアザラシ観測所が開館。観察は午前中がオススメ。 |
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リンク 稚内市 稚内市観光協会 |
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【 浜勇知原生花園 】はまゆうちげんせいかえん 北海道稚内市 |
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サロベツ原野の海岸線に続く砂丘と沼地に花が群生。砂丘内に点在する沼地では、7・8月に黄色いネムロコウホネが咲く。砂丘ではハマナスやエゾカンゾウ、ハマヒルガオの群落が美しい。沼地をめぐる全長500mの自然観察路や、駐車場脇に屋上に上って景色を楽しめるレストハウス・こうほねの家などの施設がある。屋上からは、日本海や利尻富士、そして美しい夕日が見られる。 |
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リンク 稚内市 稚内市観光協会 |
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【 サハリン館 】 北海道稚内市 |
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ロシア・サハリンの雰囲気を楽しめる冬限定ホール。サハリンとの交流と観光利用を目的に、2階はサハリン館で、サハリンの文化やサハリンに渡った間宮林蔵などの資料が展示され、ロシアの民芸品販売コーナーも。1Fには稚内館で、地元の新鮮魚介類を中心にした食材の炭火焼きが楽しめる。2月には、ロシアアンサンブルショーを楽しめる。開館期間は1月5日〜3月31日。 |
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リンク 稚内市 稚内市観光協会 |
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【 南極ハイランド 】 北海道稚内市 |
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氷のジャンボ滑り台やチュービングコース。会場は稚内空港公園。雪と氷で造られたジャンボ滑り台や犬ぞり試乗体験など、幼児から大人まで最北の雪を思いっきり楽しめる。また、氷の家「イグルー」や雪像などが登場。また、隣のスノーモービルランドでは、スノーモビル、スノーラフティング、歩くスキーなどが実施される。2月上旬から3月中旬まで。 |
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リンク 稚内市 稚内市観光協会 |
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【 桃岩展望台 】 北海道礼文町(礼文島) |
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お花畑の中から最果ての海と利尻富士の絶景 |
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標高250mの桃の形をした巨岩が桃岩。周辺は島でも屈指の高山植物の宝庫で、6月から8月にかけて様々な種類の花が咲き競う。お花畑と海越しに見る利尻富士の景色は素晴らしい。西側は断崖の海岸となっている。展望台から元地灯台へ続く桃岩歩道は、礼文フラワーロードとも呼ばれる程で、お花畑の中を散歩が楽しめる。 |
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リンク 礼文町 礼文町観光協会 |
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【 地蔵岩 】 北海道礼文町(礼文島) |
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礼文島の西側・元地海岸にある高さ50mの岩 |
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香深から桃岩を越えて島の西海岸へ。そして、元地集落の北側にそそり立ちよく目立つ岩。高さは50mもあり細長い形をしている。学問や縁結びの岩としても親しまれる。地蔵岩がある元地海岸は、メノウ浜とも呼ばれ、メノウ原石が見つかることも。そして、ここへ来た人しかわからない格別の美しい夕日が見られる。 |
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リンク 礼文町 礼文町観光協会 |
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【 ストコン岬 】 北海道礼文町(礼文島) |
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目の前に海馬島が浮かぶ礼文島最北端の岬 |
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岬までは車などで気軽に行けるが、最果てムードが感じられる。天気次第では、沖合いにサハリンの島影も。岬の前にある海馬(トド)島は無人島、昆布やウニなどのシーズンは島内の番屋に漁師が住む。春先になると名のごとくトドが姿を見せることもある。また、知る人ぞ知る花の名所。5人以上集まれば、漁師が船で送迎してくれる。 |
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リンク 礼文町 礼文町観光協会 |
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【 ゴロタ岬 】 北海道礼文町(礼文島) |
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礼文島西海岸にある海抜176m、断崖絶壁の岬。岬周辺は高山植物の群生地。礼文西海岸と美しい海、そして花々に囲まれて遊歩道を散策できる。岬に立てば、島最北のストコン岬やゆるやかな曲線を描く西上泊方面の鉄府浜など、さいはての島風景をぐるっと見渡せる。南に続くゴロタの浜や鉄府(テップ)海岸へは丘の遊歩道が延びている。 |
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リンク 礼文町 礼文町観光協会 |
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【 澄海岬 】すかいみさき 北海道礼文町(礼文島) |
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あまりに美しい礼文の海を実感できる景勝地 |
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西上泊漁港に近い岬で、駐車場から徒歩約3分。階段を上がると絶景が広がる。名のごとく、海の色がものすごく美しい。岬の横には入り江があり、岬から見下ろすと透明な紺碧の海がきらめいて、たとえようもない素晴らしさ。西上泊漁港の風景もさいはてならでは。遠方にはゴロタ岬を望める。岬の横にある美しい湾 |
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リンク 礼文町 礼文町観光協会 |
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【 久種湖 】くしゅこ 北海道礼文町(礼文島) |
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日本最北の湖、礼文島では唯一の湖。湖の南側は湿原となっており、水芭蕉群生地や数々の湿性植物が見られる。1周約4kmの自然探勝路が整備され、湖畔には、バンガローを備えたキャンプ場も。バードウォッチングにもおすすめで、水辺の鳥や珍種をはじめ約140種が確認されている。 |
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リンク 礼文町 礼文町観光協会 |
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【 猫岩 】 北海道礼文町(礼文島) |
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元地海岸の南にある海上の巨岩。確かに猫が背中を丸めて海を眺めているようで、かわいい。ネーミングのうまさにも感心。海が穏やかだと日向ぼっこをしているようだが、荒れた日は大きな猫もずぶぬれに。桃岩、地蔵岩と共に礼文島三奇怪岩。桃台猫台からは、桃岩と猫岩を一度に展望できる。また、桃岩展望台からも遠望できる。 |
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リンク 礼文町 礼文町観光協会 |
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【 利尻山 】 北海道利尻町・利尻富士町(利尻島) |
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海に浮かぶ独立峰で円錐形のとても美しい山 |
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標高1719m、円錐形の山容がとても印象的で、一般的には利尻富士と呼ばれる。利尻島全体がこの山で構成されており、海上から見ると大きな山が海に浮かんでいるよう。礼文島、サロベツ原野など道北の各地からも見られる。5合目の見返り台公園展望台までは車で登れる。登山ルートはこの沓掛ルートと、鴛泊ルートがある。高山植物の宝庫。日本百名山。 |
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リンク 利尻町 利尻富士町 |
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【 仙法志御崎公園 】せんぽうしみさきこうえん 北海道利尻町(利尻島) |
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透明な美しい海に奇岩が続く利尻島最南端の岬 |
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利尻山が噴火した時に海に流れ込んだ溶岩が多い独特の風景。周辺は公園として整備され、海沿いの遊歩道を散策すると、湧水の影響もあってコンブやウニなどを観察できる程の透明な美しい海が広がり、自然磯観察場では観光シーズンにゴマフアザラシが飼育されている。そのため、アザラシ公園とも呼ばれる。売店、食堂、キャンプ場なども。もちろん、利尻山の展望も優れる。 |
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リンク 利尻町 |
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【 沓形岬公園 】くつがたみさきこうえん 北海道利尻町(利尻島) |
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礼文島や利尻山を見渡せるビューポイント |
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岬は利尻島の最西端で、利尻山から噴出した溶岩の海岸が続く。周辺は公園として整備され、利尻の自然などを紹介するミニビジターセンターや利尻町出身の時雨音羽の詩碑がある。また、クロユリやエゾカンゾウなどの海岸植物や高山植物が群生、シーズンには美しい花が咲く。礼文島や利尻山などを見渡せ、夕陽の眺めは特に素晴らしい。 |
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リンク 利尻町 |
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【 見返台園地展望台 】 北海道利尻町(利尻島) |
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利尻山登山道・沓形ルート5合目で車道の終点、駐車場があり登山者の起点でもある。ここからは利尻山を間近に望め、大きさを実感。眼下には沓形の町や島内西側の海岸、海の向こうに浮かぶ礼文島などの広大な風景。そして、周辺の深い樹海も感動的。展望台へは駐車場から徒歩約10分。
(写真)見返台園地展望台から望む利尻山 |
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リンク 利尻町 |
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【 姫沼 】 北海道利尻富士町(利尻島) |
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樹林に囲まれ利尻山の美しい姿が水面に映る |
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利尻島の北側、鴛泊から約4km。ヒメマス養殖のために造られた人造湖。深い森に囲まれた静かな環境で、渓流には吊橋がかかり、沼の周辺には木立を縫うような散策路があり、1周20分程。湖畔には野鳥が多く見られる。樹林に囲まれた沼の水面に、利尻山が逆さに映し出され神秘的。 |
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リンク 利尻富士町 |
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【 オタトマリ沼 】 北海道利尻富士町(利尻島) |
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湖面には利尻山が映る島内最大の湖 |
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利尻島南端にあり、直径約1.5kmの大きさ。まわりを日本最北のアカエゾマツ原生林に囲まれている。その原生林の中に1周約30分の遊歩道がある。レストハウス、キャンプ場などがあり、ボートや自転車が貸し出される。初夏はアヤメやエゾカンゾウに彩られる。 |
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リンク 利尻富士町 |
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【 ペシ岬 】 北海道利尻富士町(利尻島) |
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鴛泊港の入口に突き出す岬。別名・灯台山とも呼ばれ、突端には鴛泊燈台が立つ。頂上はペシ岬展望台、わずか93mながら利尻山や広大な裾野、鴛泊港、大海原、天候次第では礼文島や稚内方面も見える大パノラマ。夕日の見どころでもある。岬はゴリラの背中に似ているとも。北側の断崖など一帯は海鳥のコロニー。 |
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リンク 利尻富士町 |
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【 甘露泉水 】かんろせんすい 北海道利尻富士町(利尻島) |
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利尻島は名水の島でもあり、各所に湧水が点在。島の生活用水はほとんど地下水利用で、湧水を利用したサケ・マス養殖なども盛ん。その中で最も水量豊かな湧水が、利尻山登山ルートの3合目にある甘露泉水。水温は1年を通じて約5度で、登山者にも愛用されている。飲むと甘さを感じることから名が付いた。周辺は全国森林浴の森百選に選定されたトドマツ林。全国名水百選。 |
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リンク 利尻富士町 |
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【 サロベツ原野 】 北海道豊富町 |
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湖沼や湿地が点在、花々に彩どられる大原野 |
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東西8km、南北27kmの規模。ペンケ沼、パンケ沼など108個の湖沼が点在し、いたるところに高山植物と湿原生植物が自生している。5月下旬から9月にかけて、ミズバショウに始まり、クロユリ、ノハナショウブ、ガンコウラン、ワタスゲなどの花々が順々に咲いていく。特に、6月下旬から7月上旬にかけてのエゾカンゾウ群落は、草原をオレンジ色の絨毯で埋めつくし壮観。原野中心部にサロベツ原生花園が整備され、1周1.5kmの木道を歩いて花々を見られる。原野の彼方には利尻富士を望める。 |
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リンク 豊富町 豊富町観光協会 |
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【 宮の台展望台 】 北海道豊富町 |
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サロベツ原野や利尻富士などの広大な眺望 |
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元は徳満展望台で、途中にサロベツ展望台と呼んでいたが、義宮殿下の視察を機に宮の台展望台と呼ばれるようになった。サロベツ原野の東側で、JR徳満駅から約1km。周辺は牧場が広がり、高山植物も見られる。高さ5.1mの展望台に登ればまた少し視界が広がり、さえぎるもののない広大な風景を見渡せる。夕陽が沈む頃の雰囲気は最北ならでは。 |
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リンク 豊富町 豊富町観光協会 |
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【 大規模草地牧場 】 北海道豊富町 |
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約1500頭の牛が放牧されている広大な牧場 |
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豊富温泉の北約6kmの丘陵地に広がる1万4000平方kmもの大牧場。約1500頭の牛が放牧されている。牧場内では起伏のある爽快な道路をドライブでき、牛を間近に見ることはできる散策道も整備されている。レストハウスでは搾りたての牛乳が好評、おいしい上に100円で飲み放題。ジンギスカンや牛トロ丼なども。 |
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リンク ●大規模草地牧場 豊富町 豊富町観光協会 |
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【 豊富温泉 】 北海道豊富町 |
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肌にやさしい独特の湯、日本最北の温泉郷 |
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石油試掘がきっかけで湧出した大正末期からの歴史がある。湯は少し黄色がかかり弱い石油臭が特徴。柔らかな肌ざわりで、通常の湯に比べ長湯による湯疲れが少ない。日帰り入浴施設・ふれあいセンターや湯治客用宿泊施設・湯快宿などもある。サロベツ湿原に近く観光に好位置。ナトリウム塩化物泉m、効能は皮膚病、やけど、切り傷など。 |
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リンク 豊富町 豊富町観光協会 |
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【 モウケニ沼 】 北海道猿払村 |
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湿原の中のまっすぐな木道の先に丸い沼。周囲は牧場で、サインに沿って進むと沼を見下ろす高台へ出る。沼の周辺に広がる湿原の中を、沼に向かってまっすぐに延びる長さ300mの木道が印象的。木道から湿原をよく観察すると、ヨシ原をベースにさまざまな植物に富んでいることがわかる。また、ヤマトシジミ、ヒメシラトリガイなどが生息している。 |
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リンク 猿払村 |
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【 浅茅野湿原 】あさじのしつげん 北海道猿払村 |
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北オホーツク沿岸湿原の原形を残す湿原。自然のままの湿原風景が続く。貴重な湿原生アカエゾマツ林をはじめ、湿原のケヤマハンノキ林、ホロムイイチゴ−ムラサキミズゴケ群落、ヤチスゲ−サンカクミズゴケ群落など多様な水生植物が見られる。カキツバタ、ワタスゲなども。車で容易に行けるが、観光客は少なく静か。 |
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リンク 猿払村 |
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【 クッチャロ湖 】 北海道浜頓別町 |
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道北最大の白鳥の湖で数多くの野鳥が生息 |
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浜頓別市街の西側に位置する周囲27kmの湖。大沼と小沼、大小2つの湖からなる。春と秋に越冬前後の中継地として飛来するコハクチョウをはじめ、数多くの野鳥が生息する。小沼周辺や大沼の南側は大規模な湿原で、浜頓別の市街地側(東側)湖畔には水鳥観察センターや白鳥公園、キャンプ場などが集まる。国内で3番目のラムサール条約登録湿地。 |
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リンク ●クッチャロ湖
浜頓別町 |
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【 北見神威岬 】 北海道浜頓別町・枝幸町 |
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国道238号線(オホーツクライン)沿いの岬。神威山がオホーツク海に突き出ている。国道は岬の下をトンネルで通過しているが、手前を海側に曲がると北見神威岬公園、断崖の中腹にある縞模様の灯台がある。かつては斜内山道と呼ばれた交通の難所。灯台のすぐ下を国鉄興浜北線が走っていた時代も。灯台近くへ登れば、オホーツク海や眼下の岩礁群、南東へまっすぐ伸びる砂浜などの展望が広がる。また、エゾムラサキツツジ、ガンコウランなど高山植物もきれい。 |
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リンク 浜頓別町 枝幸町 枝幸町観光協会 |
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【 ウスタイベ千畳岩 】 北海道枝幸町 |
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枝幸市街から北へ1.5kmにある海岸。平らな岩が重なり合い畳を敷きつめたような奇観。海鳥も多く見られ、岩で休んだり周辺を舞う様子が見られる。周辺は釣りをはじめ、潮干狩りやキャンプが楽しめる。冬には流氷を間近に見ることがでる。また、7月上旬には毛ガニ漁獲量日本一の「枝幸かにまつり」会場となる。 |
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リンク 枝幸町 |
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【 アイスキャンドルミュージアム 】 北海道下川町 |
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キャンドルきらめくロマンチックな冬の夜 |
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氷で作ったランプシェードの中にローソクを灯すアイスキャンドル誕生の地。下川町総合グランドがメイン会場でアイスキャンドルフェスティバルが開催される。また、しもかわ万里長城(桜ヶ丘公園)ではアイスキャンドルパーク、恵林館でアイスキャンドルスクエアが開催される。しもかわ万里長城は町の若干離れており、暗闇の中にアイスキャンドルとライトアップされた白樺林が浮かび上がり幻想的。 |
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リンク ●アイスキャンドルミュージアム 下川町観光協会 |
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【 氷海展望塔オホーツクタワー 】 北海道紋別市 |
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波にきしむ流氷の下から神秘的な海中を観察 |
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海上の歩道で駐車場から約500mの海中。海面下から海中の様子を観察できる。つまり、冬に流氷がやって来る時なら、想像しきれない海の中を氷の下から見学できる。大きな流氷が波に揺れてきしみ、光が変化する様を何と表現すればいいのか。地上は3階建で、流氷観測室や映像ホール、流氷展望ラウンジなどがある。夏季の夜間に実施される星空海中探検も人気。 |
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リンク ●氷海展望塔オホーツクタワー 紋別市 紋別市観光協会 |
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【 ガリンコ号 】 北海道紋別市 |
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流氷を砕きながら海を突き進む豪快な砕氷船 |
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先端部のスクリューで流氷をガリガリと音を立てて砕いて進む。目の前に迫る流氷と、氷を砕く振動は迫力満点。氷の海にはアザラシなどが見えることも。早朝便・朝日と流氷クルーズ、夕方便・夕日と流氷クルーズも好評。運行は1月20日から3月31日まで。夏期(5月3日〜10月31日)は通常便や釣り体験クルーズも。北海道遺産。 |
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リンク ●ガリンコ号 紋別市 紋別市観光協会 |
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【 流氷岬 】 北海道紋別市 |
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流氷のビューポイントとして人気。市街地から5km程北西のオムサロ原生花園沿い。国道238号からは徒歩約1分。広大な流氷原が迫り、接岸時には触ることもできるのが魅力。国道と岬の間にあるオムサロ・ネイチャー・ビューハウスは、1階が特産品販売所、2階は展望室でオホーツク海やオムサロ原生花園の景色を楽しめる。海岸では、夏にカレイやカンカイが釣れる。 |
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リンク 紋別市 紋別市観光協会 |
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【 オホーツク流氷科学センター・ギザ 】 北海道紋別市 |
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流氷とオホーツク海の不思議な視点から体験 |
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全天周映像・アストロビジョンやマイナス20度の厳寒体験室、オホーツク水族館などの設備があり、本物の流氷も展示されている。展示室にはガリンコ号やオホーツクの地形模型など。また、流氷観測室や流氷プレイランド、マジカルシアターなども添う。 |
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リンク ●オホーツク流氷科学センター・ギザ 紋別市 紋別市観光協会 |
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【 滝上公園 】たきのうえこうえん 北海道滝上町 |
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丘全体が鮮やかなピンクの芝桜でつつまれる |
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総面積10haに及ぶ斜面に、目の覚めるようなピンクの花が咲き、ほのかな甘い香りに包み込まれます。5月中旬から6月上旬までの1ヶ月が見頃。ちょうど芝桜のシーズンは、近くを流れる川の渓谷が雪解け水の増水で見応えがある。この期間中、芝ざくら祭りが開催される。メインイベントはフロックスシンデレラ。毎年、全国の応募者の中から選ばれた3人が、フロックスシンデレラ発表会に参加し、ガラスの靴などの賞品が贈られる。 |
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リンク 瀧上町 |
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【 びふか松山湿原 】 北海道美深町 |
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厳しい自然が生んだ美景、日本最北の高層湿原
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標高797m、湿原面積は約25ha。約200種の高山植物や湿性植物が見られる。また、アカエゾマツは冬の強風など厳しい自然に長い年月を耐え抜き矮性化。山頂では、えぞ松沼、つつじ沼、ハイ松沼と3つの沼が美しい。周辺には天竜沼、雨霧の滝などの見どころも。天竜沼から湿原、山頂を一巡すると約3km、徒歩約1時間30分。入山可能期間は例年6月中旬から10月下旬。 |
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リンク 美深町 美深町観光協会 |
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【 美深トロッコ王国 】びふかとろっこおうこく 北海道美深町 |
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国鉄美幸線の廃線跡を利用、エンジン付のトロッコを何と自分で運転できる。しかも、元々列車が走っていた本物のレール、さらにその距離は、高広の滝までの往復約10km。時速は約20q。体験観光特区として生まれた。大自然の風景を見ながら、爽快な走りを楽しめる。運営主体は、NPO法人・トロッコ王国美深。運行期間は4月下旬から10月下旬。団体以外は予約できないため、待ち時間等を覚悟する必要あり。 |
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リンク ●美深トロッコ王国 美深町 美深町観光協会 |
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【 函岳 】 北海道美深町 |
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北海道本島の山岳では最北の千m級、標高1129m。頂上には雨雪量計システムのレーダーがあり、山頂まで車道が通じている。周辺はハイマツが群生。天候に恵まれると、山頂からはオホーツク海や日本海に浮かぶ利尻富士など360度の壮大な眺め。山頂脇には休憩施設・ヒュッテも。道北スーバー林道美深歌登線の加須美峠から約10km。大半が砂利道。入山できるのは例年6月下旬から10月下旬。 |
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リンク 美深町 美深町観光協会 |
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【 智恵文ひまわり畑 】ちえぶんひまわりばたけ 北海道名寄市 |
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北の大地に広がる約60万本ものひまわり畑 |
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約10haの広い畑一面に約60万本もの大輪の花。1ヶ所の作付面積では国内最大級。ひまわり畑の中には臨時の展望台や売店がある。大輪が一面に咲くそのスケールに、感動もビッグ。名寄市街から北へ、国道40号線には案内板が出ている。見頃は8月上旬から中旬。 |
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リンク ●智恵文ひまわり畑 名寄市 なよろ観光まちづくり協会 |
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【 朱鞠内湖 】しゅまりないこ 北海道幌加内町 |
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深い自然につつまれ人工湖とは思えない美しさ
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国内最大の人工湖。切り込んだ谷が複雑な湖岸地形を形成し、周囲は原始林。湖には13の島々が点在し、湖中に立ち枯れた樹木が残る独特の景観で、自然の湖以上の美しさと言われるほど。ただ、夏の渇水時には湖底がかなり見えてしまうことも。南湖畔にはキャンプ場、遊覧船乗場、また日本最寒の地記念塔がある。モーターボートや貸しボートも楽しめる。イトウ、鯉、ワカサギなどの釣りも盛ん。 |
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リンク 幌加内町 |
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【 羊と雲の丘 】 北海道士別市 |
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37.4haにわたって広がる市営めん羊牧場。丘の上には羊飼いの家がある。館内には羊肉料理などを雄大な景色と共に楽しめるレストランや、羊毛製品、ジンギスカンなどの販売コーナーなどがある。世界のめん羊館には、国内では珍しい種類などのめん羊が約30種類が飼育されており、餌を与えることも可能。また、シーズンには毛刈りショーなどが実施される。 |
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リンク ●羊と雲の丘 士別市 |
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【 天売島海鳥繁殖地 】てうりとうかいちょうはんしょくち 北海道羽幌町(天売島) |
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断崖にオロロン鳥などの貴重な鳥が繁殖 |
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赤岩、屏風岩、カブト岩などの奇岩や断崖が続く島の西海岸には、4月から8月にかけてウトウ約35万羽、ウミネコ約10万羽などが飛来する海鳥の一大繁殖地。特に高さ38mの赤岩付近は鳴き声からオロロン鳥と呼ばれる貴重なウミガラスの繁殖地。ただ、天敵のオオセグロカモメやカラスの異常繁殖などの要因で生息数が激減し、絶滅の危機に瀕している。赤岩展望台や海鳥観察舎、観光船などから観察できる。 |
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リンク 羽幌町 羽幌町観光協会 |
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【 雄冬岬 】おふゆみさき 北海道増毛町他 |
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秘境ムードあふれる険しい断崖の海岸が続く |
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1981(昭和56)年までは陸路がなかった程険しい海岸線で、現在は国道231号線が通っている。岬近くの雄冬岬岩石公園にある展望塔からは、断崖が続く海岸と日本海を見渡せ、天売島と焼尻島が見えることも。背後には暑寒別岳がそびえる。アイヌ語で燃えるという意味の「ウフイ」が名の由来だけに、秘境の風景が赤く染まる夕景は格別。
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リンク 増毛町 |
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