|
|
|
|
|
【 龍安寺 】 京都府京都市右京区 |
|
|
桃山文化を伝える浄土真宗本願寺派の本山
|
|
|
1272(文永9)年に親鸞聖人の娘・覚信尼が東山に大谷廟堂を建てたのが始まり。1591(天正19)年に豊臣秀吉から天領を与えられて現在の場所に建立された。桃山文化を伝える華麗な建築は国宝・重文級ばかりで、特に書院の内装は豪華絢爛。飛雲閣は金閣、銀閣と共に京都の三閣と呼ばれる。国宝の唐門は精密な彫刻が見事。大書院庭園は特別名勝。古都京都の文化財として世界遺産。 |
|
|
リンク ●龍安寺 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 仁和寺 】 京都府京都市右京区 |
|
|
皇室の保護で「御室御所」と呼ばれた高い格式
|
|
|
真言宗御室派の総本山。それぞれ重要文化財に指定されている金堂や御影堂、五重塔、観音堂などの建物が風格を感じさせる。観音堂南にある御室桜といわれる背の低い桜も知られる。書院では江戸後期の著名画家の襖絵が見られる。庭園の両奥に重要文化財に指定された2つの茶室も。霊宝館には国宝・重文級の文化財が多数所蔵され、春と秋のみに公開される。御室桜は日本のさくら名所百選。古都京都の文化財として世界遺産。 |
|
|
リンク ●仁和寺 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 常照皇寺 】 京都府京都市右京区(旧京北町) |
|
|
桜の名木で名高い光厳天皇ゆかりの禅寺
|
|
|
自然豊かな山腹に鎮座する臨済宗天龍寺派の禅寺。北朝初代の光厳天皇が1362(貞治元)年に南北朝の動乱を避けて開いた。境内には入母屋造の仏殿や方丈、舎利殿などが並ぶ。また、光厳天皇が選んだ十勝の景観を楽しめる。桜の名木でも知られており、樹齢600年余の「九重桜」(国の天然記念物)、御所からの株分けとされる「左近の桜」、一枝に一重と八重が一緒に咲く「御車返しの桜」などが見事。見頃は4月中旬。10人以上の拝観は要事前申込み。 |
|
|
リンク ●常照皇寺 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 高山寺 】こうざんじ 京都府京都市右京区 |
|
|
皇室の保護で「御室御所」と呼ばれた高い格式
|
|
|
明恵上人の住居跡で簡素なたたずまい。1206(建永元)年に華厳宗道場として再興したもの。石水院(国宝)は鎌倉時代初期の住宅建築の面影を留めており、中には鳥獣戯画(国宝)の模本が展示されている。また、境内には明恵上人が栄西より贈られた茶の実を植えた日本最古といわれる茶園がある。国の史跡。古都京都の文化財として世界遺産。 |
|
|
リンク 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 西明寺 】 京都府京都市右京区 |
|
|
皇室の保護で「御室御所」と呼ばれた高い格式
|
|
|
高雄の山中で、清滝川に架かる朱塗りの指月橋を渡った所。天長年間(824〜833年)に空海の弟子・智泉が神護寺の別院として開創。現在の建物は徳川綱吉の母・桂昌院の寄進により再建されたもの。寺宝には、本堂に安置された清涼寺式の仏像・釈迦如来像(国重文)やその脇に祭られている千手観音(国重文)などがある。境内は紅葉の名所。 |
|
|
リンク 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 神護寺 】 京都府京都市右京区 |
|
|
日本三名鐘に数えられる梵鐘が響く山岳寺院
|
|
|
高雄山の山腹で、824(天長元)年に創建された古刹。唐から帰朝した空海が14年間住持していた。大師堂を除き、建物のほとんどは江戸時代以降の再建。ただ、国宝の薬師如来立像をはじめ平安時代の貴重な彫刻や絵画が残る。5月1〜5日の宝物虫払いで寺宝が公開される。日本三名鐘の鐘楼は国宝。境内や周辺は紅葉がとても美しい。谷に向けて小さな素焼を投げる「かわら投げ」は厄除けのご利益がある。 |
|
|
リンク 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 広沢の池 】 京都府京都市右京区 |
|
|
古くより多くの人に愛された洛西の別天地。周囲約1kmで、遍照寺山の影が水面に映る様が美しい。観月の名勝地でもあり、多くの歌人に詠われた。「名月や池をめぐりて夜もすがら」と芭蕉が詠んだ句碑がある。周辺は歴史的風土保存地区で、古き嵯峨野の面影が大切にされている。 |
|
|
リンク 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 大覚寺 】 京都府京都市右京区 |
|
|
鎌倉時代に後嵯峨上皇などが院政、嵯峨御所
|
|
|
真言宗大覚寺派本山。嵯峨天皇の離宮を876(貞観18)年に寺に改め、歴代法親王が住持した。鎌倉時代には後嵯峨、亀山、後宇多上皇がここで院政をしいたため、嵯峨御所と呼ばれた。応仁の乱でほとんどの堂を焼失、江戸初期にはほぼ寺観が整った。宸殿(シンデン・国重文)、正寝殿(国重文)など多くのの建物が回廊で結ばれている。本堂からは大沢の池を眺められる。真言宗大覚寺派の本山。大覚寺御所跡として国の史跡。 |
|
|
リンク ●大覚寺 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 大沢の池 】 京都府京都市右京区 |
|
|
大覚寺の東に隣接する周囲約1kmの池。日本最古の人工の林泉(※林泉=林や泉水などのある庭園)。嵯峨天皇が中国の洞庭湖を模して造られたところから、庭湖とも呼ばれる。池の中に浮かぶ菊ヶ島で天皇が野菊を採り水瓶に差した形から嵯峨華道が始まったとされ、天神島と菊ヶ島、庭湖石、この二島一石の配置が華道嵯峨御流の基本型に通じている。奈良の猿沢池、滋賀の石山寺とともに三大名月観賞地。国の名勝。 |
|
|
リンク 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 妙心寺 】 京都府京都市右京区 |
|
|
国内最古の梵鐘がある臨済宗妙心寺派大本山
|
|
|
花園法皇の離宮を禅寺に改め1337(建武4)年に開山。応仁の乱で多くを焼失、現在の建物は江戸時代に再建されたもの。広い境内に七堂伽藍が一直線に並び、まわりに46もの塔頭寺院が立つ。法堂の天井には狩野探幽作の八方睨みの龍や、日本最古の銘を持つ梵鐘(国宝)など多くの見どころがある。常時公開されているのは法堂(ハットウ)(国重文)、浴室(国重文)、退蔵院、桂春院、大心院。
(写真)妙心寺退蔵院庭園。 |
|
|
リンク ●妙心寺 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 東映太秦映画村 】 京都府京都市右京区 |
|
|
時代劇の世界を楽しめるテーマパーク
|
|
|
東映撮影所の一角が一般公開され、時代劇や映画の世界を楽しめる。日本橋や港町、大店街、屋敷町、長屋、吉原通りなど江戸時代の街並みが再現された時代劇のオープンセットが充実。「ガラス張りスタジオ」、「ロケーションスタジオ」、「シネマタウン」、「水戸黄門漫遊の館」、「暴れん坊将軍の館」や、子供向けの「スーパーヒーローランド
」など楽しい施設が揃っている。本格的メイクで時代劇スターに変身できる「扮装の館」や「お化け屋敷」なども人気。 |
|
|
リンク ●東映太秦映画村 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 広隆寺 】 京都府京都市右京区 |
|
|
微笑をたたえる宝冠弥勒菩薩半跏思惟像
|
|
|
聖徳太子から与えられた弥勒菩薩を祀るため、秦氏によって603(推古天皇11)年に建立された。災禍が重なるが、仏像群は難を逃れた。宝冠弥勒菩薩半跏思惟像(国宝第一号)は微笑をたたえた気品ある美しさ。その他にも、泣き弥勒とも呼ばれる宝髻弥勒菩薩半跏思惟像(国宝)など国宝、重要文化財の仏像を多数所蔵。 |
|
|
リンク 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 嵯峨鳥居本 】 京都府京都市右京区 |
|
|
愛宕街道沿いに茅葺き屋根民家などが並ぶ |
|
|
京都市街の北西で嵯峨野の最奥。愛宕神社の門前町で、参道に続く愛宕街道沿い約600mに往事の嵯峨野らしい町並みが残る。門前の町家と元来の農村的民家が集落内で共存するのが特徴。町並みの途中に嵯峨鳥居本町並み保存館がある。国の伝統的建造物群保存地区。 |
|
|
リンク 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 化野念仏寺 】 京都府京都市右京区 |
|
|
8千体もの無縁仏や石仏、石塔などが並ぶ |
|
|
弘法大師が811(弘仁2)年に創建した。当時は惨めな風葬だったため、弘法大師が土葬を教えたのが始まりとされる。法然上人が念仏道場を建て、念仏寺と呼ばれるようになった。散在していた付近の無縁仏や石仏、石塔など8千体が明治時代に集められ、十三重石塔を中心に並んでいる。すべての石仏にろうそくが点灯される千灯供養は8月23・24日。 |
|
|
リンク 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 清涼寺 】 京都府京都市右京区 |
|
|
本尊の釈迦仏が知られる嵯峨野屈指の古刹 |
|
|
平安貴族の源融(みなもとのとおる)の別荘が986(寛和2)年に寺となった古刹。嵯峨釈迦堂とも呼ばれ、本尊の釈迦仏(国宝)は釈迦の生身の像として中国で模刻されたもので、生身(イキミ)のお釈迦様と親しまれてきた。現在の本堂は1701(元禄14)年の再建。早春に咲く梅がきれい。本堂横には豊臣秀頼の首塚が祀られている。3月15日の夜には、松明が行われる。 |
|
|
リンク 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 祇王寺 】 京都府京都市右京区 |
|
|
美しい苔の庭と楓の木立、晩秋の散り紅葉 |
|
|
平安時代に法然の弟子・良鎮によって造られた。現在の建物と庭は、1895(明治28)年に再建されたもの。堂内には、本尊の大日如来像などが安置されている。境内には祇王姉妹等の墓と伝わる石造三重層塔と平清盛の供養塔がある。楓の木立と苔が広がる庭がとても美しい。晩秋は一面の散り紅葉に赤く染まり見事。 |
|
|
リンク 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 二尊院 】 京都府京都市右京区 |
|
|
本尊が2つが名の由来、嵯峨野の名刹 |
|
|
嵯峨天皇が慈覚大師を開祖として平安時代初期の承和年間(834〜847年)に建立した天台宗の名刹。応仁の乱で全焼、1521(永正18)年に本堂と唐門が再建された。釈迦如来と阿弥陀如来、本尊が2つで寺名の由来となった。また、法然上人像(国重文)がある。総門を入った参道は「モミジの馬場」と呼ばれる紅葉の名所。角倉了以や三条実美、阪東妻三郎などの墓や藤原定家の時雨亭跡がある。 |
|
|
リンク 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 常寂光寺 】じょうじゃっこうじ 京都府京都市右京区 |
|
|
全山の紅葉が美しい小倉山中腹の古刹 |
|
|
日蓮宗・日禎上人が隠棲の地として1596(慶長元)年に開山。仏教の理想郷・常寂光土に遊ぶような風情があり寺名となった。本堂、妙見堂、檜皮葺きの多宝塔(国重文)、運慶作と伝わる仁王像が立つ仁王門などが並ぶ。平安時代には藤原定家の時雨亭があったとされ、彼が選らんだ小倉百人一首の名はこの地が由来とされる。小倉山からは嵯峨野の眺望がいい。紅葉の見頃は11月下旬頃。
|
|
|
リンク 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 落柿舎 】らくししゃ 京都府京都市右京区 |
|
|
芭蕉の弟子・向井去来が晩年を過ごした茅葺き屋根の庵。去来が商人に売る約束をした庭に実った柿がその夜に嵐ですべて落ちてしまったことから、去来が名付けた。茅葺き屋根の素朴な家で、松尾芭蕉も何度か訪れ嵯峨日記を記した。去来が在庵の時は玄関横に蓑笠を吊したように、今でも蓑笠が見られる。庭に去来の基がある。 |
|
|
リンク 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 天龍寺 】 京都府京都市右京区 |
|
|
京都五山の第一位という格式をもつ大寺院 |
|
|
臨済宗天龍寺派の大本山。1339(暦応2)年に足利尊氏が後醍醐天皇供養のため創建。室町時代の五山十刹の第一に列せられたが、幕末には焼き払われた。現在の堂宇は明治以降の再建。方丈には藤原時代の釈迦如来坐像(国重文)が安置されている。また、曹源池庭園は夢窓国師の作庭の美しい池泉回遊式庭園。当時のままよく残り、全国で初めて特別史跡・特別名勝に指定された。古都京都の文化財として世界遺産。 |
|
|
リンク 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 野宮神社 】 京都府京都市右京区 |
|
|
見事な竹林につつまれた小さな社。伊勢神宮の斎宮に選ばれた皇女が身を清めるため、潔斎期間年3年の内、最後の1年を過ごす所とされていた。黒木鳥居は木の皮を剥かないクヌギを使用されている日本最古の鳥居様式。境内の黒木の鳥居と小柴垣は「源氏物語」の賢木の巻に描かれた。子宝安産、縁結びの神様として親しまれている。神社周辺の竹は「野の宮竹」と呼ばれている。 |
|
|
リンク ●野宮神社 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 渡月橋 】 京都府京都市右京区 |
|
|
大堰川にかかる嵐山のシンボル的な橋。現在の橋は1934(昭和9)年に完成したもので、自然がが美しい嵐山の景勝にとけ込むよう設計されている。月が渡るさまに似ているところから亀山天皇が渡月橋と命名したと伝わる。この付近ではボートや屋形船遊覧、夏の鵜飼が楽しめる。 |
|
|
リンク 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 京福電鉄嵐山線 】 京都府京都市右京区 |
|
|
「らんでん」と親しまれる京都の郊外電車。嵐山と四条大宮を結び、三条口〜蚕ノ社と太秦〜帷子ノ辻に路面(併用軌道)がある。車窓は京情緒あふれる町並が続き観光客にも人気。広隆寺前を路面電車が走る風景は象徴的。沿線には、渡月橋、天竜寺、大覚寺、広隆寺、太秦映画村などがある。山ノ内駅は京都唯一の両方向路面駅。帷子ノ辻駅は北野線との接続駅。全長7.2km。 |
|
|
リンク ●京福電鉄 京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 保津川下り 】 京都府京都市右京区 |
|
|
亀岡から嵐山まで約16kmのスリリングな川下り |
|
|
亀岡から嵐山まで約16キロの渓谷を2時間程で下る。丹波の産物を京へ運ぶため江戸初期・1606(慶長11)年から始まった。奇岩の並ぶ宮の下の瀬や巨岩の間をすりぬける小鮎の滝瀬など、船頭が舟を操り見事に下っていく。12月から3月上旬はお座敷暖房船で運行。乗船場はJR亀岡駅から徒歩約10分。 |
|
|
リンク ●保津川下り 亀岡市 亀岡市観光協会
京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
【 嵯峨野トロッコ列車 】 京都府京都市右京区 |
|
|
保津峡の美しい風景を車窓に楽しめる |
|
|
トロッコ嵯峨(JR嵯峨嵐山駅隣)とトロッコ亀岡(JR馬堀駅近く)の7.3km間を走る観光列車。旧山陰本線のルートを利用、山々が迫る険しい地形の中、川の流れや巨岩、保津川下りの舟など変化に富んだ風景が続く。トンネルは8ヶ所ある。途中の鉄橋を渡ると、川は進行方向の左から右へと変わっていく。沿線にはハイキングコースも豊富。所要約25分。3月1日〜12月29日、水曜休(多客期除く)。 |
|
|
リンク ●嵯峨野観光鉄道 亀岡市 亀岡市観光協会
京都市 京都市観光協会 おこしやす右京 |
|
|
|
|
|
|
【 松尾大社 】 京都府京都市西京区 |
|
|
酒の神として親しまれる京都最古の神社 |
|
|
住民が松尾山の神霊を祀ったのが始まりとされ、701(大宝元)年秦氏が創建した古社。酒の神として信仰を集め、松尾さんと呼ばれて親しまれている。社務所裏の湧水・亀の井を加えると酒が腐らないとされる。境内には全国の酒造元が奉納した酒樽が並ぶ。松尾造といわれる本殿(国重文)は室町前期の建造。また、松風苑では3つの庭が見られる。 |
|
|
リンク ●松尾大社 京都市 京都市観光協会 おこしやす西京 |
|
|
|
|
|