春の訪れ 花の旅(近畿)
  吉野山のサクラ奈良県吉野町  
【 七川ダム 】しちかわだむ 和歌山県古座町
ダム湖畔を見事に染める約3千本の桜
古座川上流にある高さ約59mの重力式ダム。湖畔には1956(昭和31)年のダム完成を記念して住民が植樹した約3千本の桜が続く。「佐田の桜」とも呼ばれ、満開時はダム湖畔約5kmにわたり素晴らしい眺め。山深く周辺の自然も美しい。4月上旬には桜まつりが開催される。見頃は4月上旬頃。日本のさくら名所百選。
リンク  古座川町  古座観光協会
【 紀三井寺 】きみいでら 和歌山県和歌山市
桜名所で境内に三つの井戸がある古寺
770(宝亀元)年に唐の僧・為光上人によって開基された。正式には、紀三井寺金剛宝寺護国院という。紀州にある三つの井戸がある寺ということから名付けられた。朱塗りの楼門をくぐって231段の石段を登る。境内からは和歌浦を望め、万葉の時代から多くの歌人に歌われている。関西一の早咲きの桜で知られ、シーズンには約1000本の桜が境内を彩る。救世観音宗の総本山。西国2番札所。井戸は日本の名水百選。日本のさくら名所百選。
リンク  紀三井寺  和歌山市  和歌山市観光協会
【 桃源郷 】 和歌山県紀の川市(旧桃山町)
花のシーズンは壮観な里全体をつつむ桃畑
あら川の桃で知られる桃の生産地で、一目10万本もの桃畑が広がる桃の里。約250万平方mの桃畑全体に花が咲くと、それは見事な眺め。里全体が桃色に輝く。花の見頃は例年4月上旬。収穫時期は6月上旬から8月中旬で、国道沿いなどの直販所が賑わいを見せる。
リンク  紀の川市
賀名生梅林奈良県五條市(旧西吉野村)
【 賀名生梅林 】あのうばいりん  奈良県五條市(旧西吉野村)
北曽木山の急斜面に咲く約2万本の梅林
南北朝時代には賀名生の梅が歌に詠まれている程で、昔からの梅名所。明治10年頃からは収穫を目的として栽培され始め、1923(大正12)年に東宮殿下ご成婚を記念して5000本の苗が植えられ、その後も植え続け規模の大きな梅園となった。約5.5kmの梅林迂回路が巡る。見頃は2月下旬から3月下旬。
リンク   五條市  五條市観光協会
広橋梅林奈良県下市町
【 広橋梅林 】  奈良県下市町
展望のいい急斜面に広がる約5000本の梅林
奈良の三大梅林の一つとして知られる。吉野から黒滝や天川へ通じる広橋峠北側の斜面約25haに約5000本もの梅林が広がる。散策道や展望デッキも設置されている。梅の小径からは、梅林を一望でき、葛城山や金剛山なども見渡せる。見頃は2月下旬から3月中旬。
リンク   下市町  下市町商工会
吉野山のサクラ奈良県吉野町
【 吉野山の桜 】  奈良県吉野町
標高順に咲き上る3万本、国内屈指の桜名所
山麓の下千本から、中千本、上千本、そして頂上の奥千本と、4月上旬から4月下旬にかけて標高差550mを咲き上がる。もとは山桜が役行者によって蔵王権現の神木とされ、参詣者の献木で次第に広がっていった。古くは古今和歌集にも読まれ、豊臣秀吉なども花見を催した。歴史の深さと規模で、日本一の桜の名所といえる。
リンク  吉野町
【 又兵衛桜 】  奈良県宇陀市(旧大宇陀町)
大宇陀西部の本郷にある樹齢約300年、高さ13mの枝垂れ桜。名の由来は、大阪夏の陣で活躍した戦国武将・後藤又兵衛基次。桜は後藤家の屋敷跡にある。瀧桜とも呼ばれ、特に下から見上げると桜色した滝が視界いっぱいに降ってくるかのよう。また、数十本の桃が背景で咲き、より華やかな風景となっている。開花時期に合わせ「桜まつり」が開催され、イベントや夜のライトアップなどが実施される。見頃は4月上中旬頃。
リンク  宇陀市
葛城高原奈良県御所市
【 葛城高原 】  奈良県御所市
ツツジの大群落が見事な眺望広がる高原
大阪府と奈良県の境。標高960mの葛城山に広がるなだらかな高原で、展望台や休憩所、キャンプ場などの設備や自然研究路が整備されている。大和三山などを見下ろせる。高原を赤く染め上げる5月のツツジの他、秋のススキや冬の樹氷も知られる。金剛生駒紀泉国定公園。
リンク  御所市
【 郡山城跡 】  奈良県大和郡山市
城跡一円に春の彩り、見事な桜の老木群
追手門、隅櫓、多聞櫓などが復元された大規模な城郭。天守台北側の石垣には「逆さ地蔵」などの石地蔵群が祀られている。移設された城門は永慶寺山門として唯一現存遺構。本丸跡の柳沢神社創設時1880(明治13)年や1911(明治44)年などに植樹された桜の花は見事な美しさ。3月下旬から4月上旬は「お城まつり」、金魚品評会、幻想桜灯など多彩な行事が行われる。日本さくら名所百選。
リンク  大和郡山市  大和郡山市観光協会
月ヶ瀬梅林奈良県奈良市(旧月ヶ瀬村)
【 月ヶ瀬梅林 】  奈良県奈良市(旧月ヶ瀬村)
江戸時代の文人にも愛された山峡の梅林
五月川を見下ろす起伏ある山里にとけ込んだ梅林。ダム湖畔も合わせ約1万本の梅があるといい、関西屈指の規模。江戸時代には頼山陽や芭蕉などの文人墨客に愛された。梅林の中には家屋や社寺もあり、梅林の風景がごく自然に感じられる。見頃は、2月下旬から3月中旬。
リンク   奈良市  奈良市観光協会
【 白毫寺 】びゃくごうじ 兵庫県丹波市(旧市島町)
九尺藤などの花で知られる丹波の古刹
705年(慶雲2)年に法道仙人によって開かれた古刹。桜やツツジ、藤、セッコク、睡蓮、ハスなど花の寺として知られ、特に九尺藤は最も長い房で1.5m以上にも伸び見事。長さ120mの藤棚全体から降りそそぐような花々は実に見事。開花時期に合わせ九尺藤まつりが開催され、夜間は藤棚がライトアップされる。見頃は4月下旬〜5月中旬頃。
リンク  白毫寺  丹波市  丹波市観光協会 
【 樽見の大桜 】 兵庫県養父市(旧大屋町)
推定樹齢約1000年、エドヒガン桜の巨木
大屋川右岸の山腹にある県内最大の老桜。樹高13.8m、幹周り6.3m。出石藩主が花見をした時にあまりの見事さから呼んだ「仙桜」は現在でも別称となっている。古くから神の木として大切にされてきた。現在は桜の回りを囲む支柱で保護されている。駐車場から約400m。周辺は「大屋花霞の森」で、カスミザクラが多く自生している。大桜の見頃は例年4月上旬。国の天然記念物。
リンク  養父市  大屋町観光協会  
【 綾部山梅林 】 兵庫県たつの市(旧御津町)
瀬戸内海を望む約2万本もの広大な梅林
播磨灘に近い丘陵に広がる西日本屈指の梅園。「一目2万本」といわれ、面積は約24haに及ぶ。「見晴らし台」からは家島群島や小豆島、淡路島などが浮かぶ播磨灘の風景を展望。また、園内には16基の古墳が点在する。イベントや梅の加工品などの特産品販売も楽しみ。近くの「世界の梅公園」や丘陵の下で一面の黄色となる「菜の花畑」も見事。梅の見頃は2月下旬から3月中旬。
リンク  たつの市  御津町観光協会
【 姫路城 】 兵庫県姫路市
優雅でスケールが大きい日本の代表的城郭
白鷲が飛んでいる姿にたとえられ、「白鷺城」とも呼ばれる優雅な建物。大天守、小天守、渡櫓、城門などの原型が築城時のまま残っている。関ヶ原の合戦後の1601(慶長6)年に、池田輝政が姫路城の城主になってから9年かけて現存する5層7階の天守閣などを築いた。城一帯はサクラの名所。また城へと続く大手前通りは景観が美しく、日本の道百選に指定されている。74棟の建物が重要文化財。城は国宝、法隆寺と共に日本初の世界文化遺産。
リンク  姫路城  姫路市  姫路観光コンベンションビューロー
【 淡路島国営明石海峡公園 】 兵庫県淡路市(旧東浦町)
いろんな花壇や海景色、施設も多彩な夢空間
明石海峡公園を挟んで、淡路島と神戸に整備されている。大規模花壇をはじめ様々な花園が整備され、チューリップやムスカリ、ユリ、アジサイなど、いろんな形で鑑賞できる。また、ポプラと芝生、花々のコントラストが美しい「月のテラス」や「空のテラス」、「海のテラス」などからは大阪湾を望める。芝生広場や大型遊具など楽しめる施設が充実。「淡路夢舞台」が隣接、連絡ゲートで行き来できる。
リンク  淡路島国営明石海峡公園  淡路市  淡路市観光協会
【 あわじ花さじき 】 兵庫県淡路市(旧東浦町)
淡路島北部の丘陵を彩る四季折々の花畑
標高298〜235m、広さが甲子園球場の4倍にあたる約16ha。4月には菜の花と紫ハナナが咲き誇る。夏はクレオメやブルーサルビア、秋はコスモス、冬はパンジーやスイセンが美しい。遊歩道を散策しながら、花々を楽しめる。丘の頂上付近に展望台があり、天候次第では大阪湾を広く眺められる。
リンク  あわじ花さじき  淡路市  淡路市観光協会
【 六甲高山植物園 】 兵庫県神戸市灘区
世界の高山植物など約1500種類の野生植物
六甲山頂近く標高865mに広がる自然の中の植物園。世界の高山植物や寒冷地の植物を中心に湿性植物や六甲山自生植物などが見られる。1933(昭和8)年の開設と歴史も長い。園内は5万平方mの広さで、ロックガーデンや湿性植物区、樹林区などから構成されている。映像館やショップ、ティールームなどの施設も。
リンク  六甲高山植物園  神戸市  神戸国際観光コンベンション協会
【 夙川公園 】しゅくがわこうえん 兵庫県西宮市
山や松を背景にスケールの大きな桜並木
夙川河川敷約4kmを整備した都市公園で、川沿いに遊歩道が延びる。1949(昭和24)年から始まった桜の植樹が実を結び、今日では見事な春景を見せてくれる。甲山や立派な松を背景に続く桜の花は特上の美しさ。長さ約2.7kmにわたって桜並木が続く。阪急夙川駅から苦楽園口駅間が賑わいの中心。4月初旬に西宮さくら祭りが開催される。日本のさくら名所百選。
リンク  西宮市  西宮市観光協会
【 花のじゅうたん 】 兵庫県三田市
山間に広がる鮮やかな芝桜の大花園
標高約550mの山間に広がる芝桜の花園。一面が鮮やかな色彩に輝き、甘い香りにつつまれる。園内には遊歩道が整備され、広い花園の中で散策を楽しめる。また、園内では苗の販売も。小川や石垣、地蔵様など所々にアクセントがある。見頃は4月中旬から5月中旬。この花園のある永沢寺では、花しょうぶやぼたん、水芭蕉、寒牡丹など多種にわたる花が季節を彩る。
リンク  花のじゅうたん  三田市  三田市観光協会
【 淡輪遊園 】たんのわゆうえん 大阪府岬町
ツツジが見事な大阪湾を望む自然公園
愛宕山丘陵一帯で大阪湾を望む公園。眼下に淡輪ヨットハーバー、そして関西空港、四国、淡路島、明石海峡大橋なども見える。古くからツツジの名所で、約3万本のツツジが丘陵全体に咲く。一面が白や紫などの色彩に輝き、谷間を埋め尽くした花に朱塗りの橋が浮かび上がる。春はツツジの上にある桜が咲き、こちらも美しい。ツツジの見頃は4月下旬頃。
リンク  岬町
【 久米田寺 】 大阪府岸和田市
21日のおだいっさんと親しまれる学問の寺
聖武天皇の勅願寺で学問の寺。行基が築いた久米田池(府内最大)を管理するため738(天平10)年に開基した古刹。永禄年間(1558〜1570)に戦火で焼失、江戸中期に再建された。4月21日が縁日にあたるため「21日のおだいっさん」と呼ばれて親しまれている。「星曼荼羅図」(国重文)、「楠家文書」(国重文)など多くの宝物を所蔵している。境内には桜の木が多く、シーズンには一層華やぐ。寺の裏手には久米田古墳がある。
リンク  岸和田市  きしわだ観光情報
【 花の文化園 】 大阪府河内長野市
大温室やボタン園など花と緑の素敵な空間
ゲートを入ると装飾下段が目に飛び込んでくる。花のつぼみを型どった大温室では熱帯花木や洋ランなど世界各地の花が美しく、国内屈指のボタン園やバラ園もシーズンを見逃せない。また、イベントホール、花の工房など関連の施設が揃い、花に関する企画展示や体験講座も充実している。
リンク  花の文化園  河内長野市  河内長野市観光協会
【 造幣局通り抜け 】 大阪府大阪市北区
約400本の桜の期間1週間のみ公開される
造幣局南門から北門まで約560mが桜のトンネルに。普段は一般公開されない場所だが、4月中旬の1週間だけ公開される。南門からの一方通行のため「通り抜け」の名がある。桜はサトザクラが中心だが、オオテマリ、コデマリといった他所では見られなくなった品種も。それぞれの木にはネームプレートが付けられている。
リンク  造幣局  大阪市  大阪観光コンベンション協会
【 三室戸寺 】みむろとじ 京都府宇治市
ツツジやアジサイなど関西屈指の花の寺
770(宝亀元)年に光仁天皇の勅願により創建された古刹。重層入母屋造りの本堂は1805(文化3)年築。また、十八神社社殿や鐘楼、三重塔などが並ぶ。庭園は約5千坪の広さがあり、四季の花が美しく「花の寺」とも呼ばれる。4月下旬〜5月上旬頃が見頃となるツツジは約2万株の規模で関西屈指。6月には約1万株のアジサイが咲く。また、本堂のすぐ前には蓮園があり、秋は紅葉の名所。
リンク  三室戸寺  宇治市  宇治市観光協会
醍醐寺京都府京都市伏見区
醍醐寺 京都府京都市伏見区
広い境内に五重塔や三宝院など数々の伽藍
874(貞観16)年に地主横尾明神の示現で霊泉(醍醐水)を得た聖宝理源大師が建立した小さな堂宇が始まりという古刹。醍醐山全体が寺域で、山上は上醍醐、山麓は下醍醐と区分されている。上醍醐には如意輪堂や薬師堂、開山堂など。下醍醐には三宝院や金堂、五重塔、大講堂、総門、仁王門などが並ぶ。五重塔は951(天暦5)年築で京都最古の建物。三宝院表書院の前にある庭園(特別史跡・特別名勝)は豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際し築庭させた。醍醐桜は日本のさくら名所百選。古都京都の文化財として世界文化遺産。
リンク  醍醐寺  京都市  京都市観光協会  おこしやす伏見
山科疏水 京都府京都市山科区
1890(明治23)年に竣工した琵琶湖疏水の一部。山科駅北側の山麓に続く約4.2kmの区間をいう。疏水沿いの両岸にはソメイヨシノやマナザクラが植えられ、春には桜のトンネルが続く。周辺は東山自然緑地として整備されており、市街地から少し離れた雰囲気の中で遊歩道の散策を楽しめる。6月中旬頃にはホタルが舞う。また、紅葉も美しい。また、疏水の第1トンネル付近北側にある毘沙門堂には樹齢約150年のシダレザクラが見事。
リンク  山科疏水  京都市  京都市観光協会  おこしやす山科 
仁和寺京都府京都市右京区
【 仁和寺 】 京都府京都市右京区
皇室の保護で「御室御所」と呼ばれた高い格式
真言宗御室派の総本山。それぞれ重要文化財に指定されている金堂や御影堂、五重塔、観音堂などの建物が風格を感じさせる。観音堂南にある御室桜といわれる背の低い桜も知られる。書院では江戸後期の著名画家の襖絵が見られる。庭園の両奥に重要文化財に指定された2つの茶室も。霊宝館には国宝・重文級の文化財が多数所蔵され、春と秋のみに公開される。御室桜は日本のさくら名所百選。古都京都の文化財として世界遺産。
リンク  仁和寺  京都市  京都市観光協会  おこしやす右京
【 円山公園 】 京都府京都市東山区
枝垂桜で知られ東山を借景とする庭園が美しい
1886(明治19)年に開設された京都市内で最も古い公園。東山の裾野で、八坂神社や知恩院、大谷祖廟に隣接する。全体が中央に池を配した回遊式日本庭園となっており美しい。園内には坂本龍馬や中岡慎太郎の銅像や野外音楽堂があり、料亭や茶店が点在。周辺の寺や町並と共に絶好の散策コース。桜の名所で、祇園枝垂桜と呼ばれる巨樹で知られ、ソメイヨシノ、ヤマザクラを合わせ約850本の桜が咲く。現在の祇園枝垂桜は2代目。初代の桜が枯れてから、京都の造園家・佐野藤右衛門によって1927(昭和2)年から育てられた。
リンク  京都市  京都市観光協会  おこしやす東山
インクライン京都府京都市左京区
【 インクライン 】 京都府京都市左京区
琵琶湖と京都を結ぶ「琵琶湖疎水」沿いで、貨車を利用し船を引き上げる線路の跡。長さは582m、高低差36.4m。1890(明治23)年に竣工され利用されたが、1948(昭和23)年に休止、1977(昭和52)年に復元された。船が乗せて運んだ船と台車の復元もある。春には桜のトンネルとなり美しい。また、日本初の水力発電所・赤レンガ造りの蹴上発電所が隣接する。
リンク  京都市  京都市観光協会  おこしやす左京区
哲学の道京都府京都市左京区
【 哲学の道 】 京都府京都市左京区
若王子橋から銀閣寺橋までの約2kmにわたる疏水べりの小道。哲学者西田幾多郎が思索の道として散策したことから名づけられたもの。春は桜の名所となる。車の乗入れ不可。市民に親しまれ愛されている道として「日本の道百選」に選ばれた。「哲学の道」はもともと「思索の小径」と呼ばれていた。夏場はホタルが見られる。
リンク  京都市  京都市観光協会  おこしやす左京区
【 原谷苑 】はらたにえん  京都府京都市北区
紅しだれをはじめ数々の花が彩る見事な眺め
桜のシーズン中だけ公開される個人所有のさくら園。広さは4千坪。百数十本の紅しだれは花のシャワーをくぐるトンネルのよう。また、染井吉野、彼岸しだれ、御室桜などなどいろんな桜が咲く。ユキヤナギやレンギョウなども美しくまさに百花繚乱。見頃はしだれ桜が4月中旬、染井吉野は4月上旬、里桜は4月下旬。
リンク  京都市  京都市観光協会  おこしやす左京区
大田神社のカキツバタ京都府京都市北区
【 大田神社 】  京都府京都市北区
平安時代から咲き続けるカキツバタの名所。大田神社は上賀茂神社の境外摂社。緑につつまれた境内に朱塗りの社殿が美しい。カキツバタは神社の入口で、落ち着いた雰囲気の中に300株程、紫色の花が群生している。古く平安時代には藤原俊成の和歌にも詠まれた。見頃は5月中旬。自生するカキツバタとして全国3大群落地。国の天然記念物。
リンク  京都市  京都市観光協会  おこしやす北区
半木の道京都府京都市左京区
【 半木の道 】なからぎのみち  京都府京都市左京区
紅枝垂桜が美しい賀茂川沿いの散歩道。京都府立植物園の西側にあたり、長さ約800mにわたってよく手入れされた約70本の紅枝垂桜が続く。開花時は桜のトンネルを連続してくぐることができる。鴨川の流れと共に美しい景観。植物園内には自然林が残る半木の森や半木神社がある。
リンク  京都市  京都市観光協会  おこしやす左京区
【 海津大崎 】 滋賀県高島市(旧マキノ町)
琵琶湖北部・海津湾の東にある岬で、一帯は波蝕による岩礁地帯となっている。荒い岩肌が続く断崖と穏やかで碧い湖が対照的な美しさを見せ「暁霧・海津大崎の岩礁」として琵琶湖八景のひとつにも数えられる。湖岸に沿って道路が通じドライブに最適。春には湖岸4kmにわたって約600本のソメイヨシノの桜並木が美しい。日本のさくら名所百選。
リンク  高島市  マキノ町観光協会
【 ハマヒルガオ群生地 】 滋賀県守山市
琵琶湖畔の約2千uにわたって咲くラッパ状のピンクの花々。海浜性植物であるハマヒルガオが淡水の湖で咲く珍しいスポット。開発で自生地が減少する中、貴重な自然となっている。琵琶湖や対岸には比良山系なども見える。琵琶湖大橋東詰の交差点から湖岸道路を北へ約700mの第1なぎさ公園駐車場利用が便利。見頃は5月下旬〜6月上旬頃。
リンク  守山市  守山市観光協会
【 鎌掛谷のホンシャクナゲ 】 滋賀県日野町
低地で見られる珍しい2万本のシャクナゲ群落
赤松の多い谷間に約2万本のシャクナゲが群生。開花時は山肌一帯が淡紅色に染まる。本来は高山植物だが、標高が低い場所で群生が見られることは珍しい。遊歩道や展望台が整備されている。また、駐車場近くから臨時バスが出る日も。見頃は4月下旬から5月上旬。国の天然記念物。
リンク  日野町  日野観光協会
【 長浜城 】 滋賀県長浜市
琵琶湖畔にそびえる3層5階の天守閣
戦国時代末期に湖北3郡の領主となった羽柴(豊臣)秀吉が、古城を修築して居城とし地名を長浜と改めた。江戸時代前期に廃城となったが、1909(明治42)年に城跡が豊公園として整備された。1983(昭和58)年には天守閣が再興され、内部は長浜城歴史博物館となっている。天守閣は高さ34m。5階のパノラマ展望台からは琵琶湖や湖北一帯を望める。天守閣近くに秀吉の銅像が立つ。春は約800本の桜が咲く。豊公園は日本のさくら名所百選。
リンク  長浜城  長浜市  長浜市観光協会
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