春の訪れ 花の旅(北海道・東北)
滝上公園北海道滝上町   
【 会津若松城 】 福島県会津若松市
会津若松の象徴、鶴ヶ城と呼ばれる優美な姿
1384(至徳元)年に葦名直盛が黒川城を築いたのが始まり。白虎隊の悲劇として知られる戊辰戦争で落城、1965(昭和40)年に再建された。本丸は鶴ヶ城博物館として公開され、天守閣の1階から4階までは重要文化財など約200点の貴重な歴史資料の展示がある郷土博物館。5階は展望台で、会津若松の街や周辺の山々を見渡せる。お茶室・鱗閣(リンカク)が併設されている。日本のさくら名所百選。
リンク  会津若松市  会津若松観光物産協会
【 須賀川の牡丹 】 福島県須賀川市
園内一面に咲く290種類7千株もの大輪の花
須賀川の薬種商・伊藤祐倫が1766(明和3)年に根を薬用に使うため栽培したのが始まり。現在では、10haの園内に290種類、7千株もの牡丹が栽培され、シーズンには大輪の花が咲き見事。見頃は4月下旬から5月中旬。正門前の牡丹姫像は、牡丹を架け橋とする友好都市・中国の洛陽にある牡丹仙子像を模して造られた。牡丹園では唯一、国の名勝。
リンク  須賀川の牡丹   須賀川市  
【 地蔵桜 】 福島県郡山市
高さ約16m、樹齢400年、紅枝垂れ桜の巨木
郡山中心街から東南東約11kmの山間。「三春の滝桜」から約4km。三春の滝桜の娘と言われている。枝振りも立派な風格ある巨木全体に紅色の花が咲くと見事な美しさ。桜の下には地蔵堂がある。また、周辺にはしだれ桜の見どころが多く、シーズンには桜めぐりができる。地蔵桜の見頃は4月下旬頃で、三春の滝桜より少し遅い。
リンク  福島市  福島市観光情報サイト
【 三春の滝桜 】 福島県三春町
樹齢1000年以上、国内最大のシダレザクラ
山間の畑の斜面にある。岐阜県の淡墨桜、山梨県の神代桜と共に日本三大桜の一つで、樹高12m、根回り11m、枝張り東西25m、南北18m。枝垂れた枝に咲く花が滝水の落ちる様に見えることから滝ザクラの名づけられた。見頃は例年4月下旬。国の天然記念物。
リンク  三春の滝桜   三春町  
【 高柴山 】 福島県田村市(旧大越町)
山頂付近一面が真紅に輝くツツジの大群落
標高884mの山頂からは、阿武隈高原や矢大臣山、大滝根山、片曽根山など周辺の山々が見渡せる展望地。ハイキングコースとして人気。そして、5月下旬頃には山頂付近が約3万本ものツツジに彩られる。大パノラマが広がる中、鮮やかな真紅の花につつまれる別天地。山頂までは徒歩約30分。
リンク  田村市  
【 仁田沼 】にだぬま 福島県福島市
ミズナラの林に約10万株の水芭蕉が咲く
土湯温泉から車で約10分で、男沼と女沼の真ん中にある湿原。また、仁田沼駐車場から徒歩約20分のところにはカタクリの群生地もある。遊歩道で男沼、女沼、仁田沼の自然を満喫できる。水芭蕉の見頃は4月中旬から5月上旬。カタクリの見頃は4月。
リンク  福島市  福島市観光情報サイト
【 フルーツライン 】 福島県福島市
果樹園の花が一面に咲く春はまさに桃源郷
福島市の西側、吾妻連峰の麓で飯坂温泉と名倉を結ぶ約14kmの県道。周辺には桃をはじめとする果物畑が広がり、春にはピンクの桃と白い梨の花が美しい。見頃は4月中旬から下旬。沿道には、果物の販売店や果物狩りができる観光果樹園が多く並ぶ。
リンク  福島市  福島市観光情報サイト
【 花見山公園 】 福島県福島市
春の花が次々と咲き競う個人所有の見事な公園
花木の生産農家・阿部氏が30年以上の歳月をかけて築いた個人所有の公園。無料で開放されている。梅、桃、桜、レンギョウ、ボケ、ハナモモ、ユキヤナギ、スイセン、ハナモクレなど、いろんな春の花が鮮やかに公園を彩り、素晴らしい眺め。シーズン中は周辺がマイカー乗り入れ禁止となり、直通バスが運行される。
リンク  福島市  福島市観光情報サイト
【 信夫山公園 】しのぶやまこうえん 福島県福島市
福島市街の北に広がる丘陵地にある。1893(明治26)年開園という歴史ある都市公園。福島市街を見渡せる展望台やアスレチック、自然散策路などが整備されている。桜や紅葉など、季節を彩る花や樹木が目を楽しませてくれる。夜景も美しい。羽山、羽黒山、熊野山の三山に囲まれているが、それぞれ羽黒、湯殿、月山の神社が祀られており、信仰の山として古くから崇められてきた。羽黒神社は大わらじを奉納する祭が名高い。
リンク  福島市  福島市観光情報サイト
【 夜の森公園 】 福島県富岡町
桜のトンネルが続く浜通り随一の花名所
夜ノ森駅すぐ東側で、公園北側と富岡二中東側の道路両側に2000本以上の吉野桜が続く。開花時はまさに桜のトンネルで見事。イベントが盛大に開催され、夜は2.5kmにわたってライトアップ。また、公園を中心に町内全体に桜が多く、あちらこちらが桜色に染まる。見頃は4月中旬。
リンク  富岡町  富岡町観光協会
【 草岡の大明神桜 】 山形県長井市
種まき桜とも呼ばれる国内屈指の大きな桜
県道11号線近くの民家の庭にあるエドヒガンの巨木。伊達政宗が戦いに敗れた時、この桜の洞に隠れて難を逃れたことから保護されるようになったと伝わる。種まき時期に開花するため、「種まき桜」とも呼ばれている。樹齢1200年、樹高17mで、国内で2番目に大きい桜とされる。国の天然記念物。
リンク  草岡の大明神桜  長井市  
【 伊佐沢の久保ザクラ 】 山形県長井市
樹齢1200年といわれるエドヒガンの巨木
伊佐沢小学校の校庭にある。高さ16m、根周10.8mの巨木で、幹の部分が3つに分裂し根元が空洞になっている。天保・弘化年間の頃は枝張りの大きさから「四反桜」とも呼ばれた。また、坂上田村麻呂将軍と地元の長者の娘・お玉との悲恋物語によって、「お玉桜」と呼ばれている。 国の天然記念物。
リンク  伊佐沢の久保ザクラ  長井市  
【 烏帽子山の千本桜 】 山形県南陽市
名のごとく約1000本の桜が咲き競う桜名所
置賜さくら回廊の南起点・赤湯温泉、置賜盆地の眺めがいい高台の公園に咲く。ソメイヨシノやシダレザクラなど約25種類の桜があり、比較的長く花見を楽しめる。大鳥居に映える「しだれ桜」や「二代目放鳥目白桜」、「輪廻の桜」など特徴ある桜も。夜はライトアップされる。見頃は4月下旬。日本のさくら名所100選。
リンク  烏帽子山の千本桜  南陽市 
【 釜の越桜 】 山形県白鷹町
残雪の朝日連峰を背景に枝振りが見事な銘木
釜の越農村公園内にあるエドヒガン桜の古木。高さ約20m、樹齢約800年。印象的な枝振りで、残雪の朝日連峰を背景に素晴らしい眺め。八幡太郎義家が石で作った釜で飯を炊いた伝説が名の由来。「薬師桜」とは遊歩道でもつながっている。見頃は4月下旬頃。
リンク  釜の越桜  白鷹町  白鷹町観光協会
【 薬師桜 】 山形県白鷹町
風格ある樹齢約1200年の古木はまだ花盛り
白鷹の桜で一番の古木、エドヒガン桜。坂上田村麻呂が手植えしたという伝説が残っている。旧赤坂・深山間街道の入口にあたる。樹齢約1200年、高さ約9m、風格ある見事な桜だ。薬師堂が隣接しており、桜の名の由来となった。昭和初期に工場火災に巻き込まれ、幹が損傷している。また、老衰も進んでいる。それでもいっぱいの花を咲かせるため感動も大きい。「釜の越桜」とは遊歩道でもつながっている。見頃は4月下旬頃。
リンク  薬師桜  白鷹町  白鷹町観光協会
【 上山城 】 山形県上山市
最上、伊達の決戦地に立つ羽州の名城
武衛(武永)義忠によって1535(天文4)年に築かれた。山形の最上氏と米沢の伊達氏の決戦地。元禄10年(1697)松平(藤井)信通が三万石で入封すると城を復活した。明治に壊されたが、郷土博物館として1982(昭和57)に復活、五層の天守閣が新たにできた。周辺は月岡公園で、春の桜が見事。例年の開花時期に合わせ4月下旬から5月上旬に上山城祭りを開催、夜は桜と上山城のライトアップが美しい。
リンク  上山市  上山市観光協会
【 鶴岡公園 】 山形県鶴岡市
文化財や史跡が点在する城跡で桜の名所
鶴岡市街の中心にある鶴ヶ岡城跡。石垣や掘、樹齢数百年の杉などが名残りを感じさせてくれる。本丸跡には庄内藩初代藩主・酒井忠勝公などを祀った荘内神社がある。また、郷土人物資料館として利用されている大正時代築の大寶館など園内や周辺には文化財や史跡が点在。そして、春はソメイヨシノなど約800本の桜が見事。日本さくら名所百選。
リンク  鶴岡市  鶴岡市観光連盟
【 真人公園 】まとこうえん 秋田県横手市(旧増田町)
山や老松を背景に桜が咲く美しい春景色
りんご園が広がるのどかな地域にある公園。前九年の役で源頼朝を助けた清原真人武則の居城跡で、大正天皇即位記念で造園された。桜の名所として知られ、真人山や老松を背景に池の周辺を桜が彩る光景は実に美しい。開花時期の4月下旬から5月上旬には「桜まつり」が開催され、タライこぎ競争などが開催される。園内にはフィールドアスレチックやキャンプ場、「リンゴの唄の碑」「並木路子先生顕彰碑」などもある。日本のさくら名所百選。
リンク  横手市  横手市観光協会
【 かたくり群生の郷 】 秋田県仙北市(旧西木村)
栗林の中で可憐に咲く国内屈指の群生地
秋田内陸線・八津駅近くの栗林。約20haの広さで、国内屈指の規模。花の密生度も高く、見事な美しさ。与五衛門群生地のある縦断散策コースや一番咲きコース、山辺遅咲きコースなどの散策路が整備されている。群生地は私有地で、開花期間のみ一般公開。見頃は4月中旬から下旬。
リンク  仙北市  
【 桧木内川堤 】ひのきないがわつつみ 秋田県仙北市(旧角館町)
小京都を彩る約2kmの素晴らしい桜堤
角館を流れる桧木内川左岸の堤に沿って約2km、約400本のソメイヨシノが連なる。1934(昭和9)年に天皇誕生記念として植えられた。堤はスケールの大きな桜のトンネルに、中を歩けば美しい桜の世界につつまれる。残雪を抱く周辺の山々の風景もいい。4月中旬〜5月上旬には桜まつりが開催され、夜桜ももちろん楽しめる。日本さくら名所百選、国の名勝。
リンク  仙北市  角館町観光協会
【 刺巻湿原 】 秋田県仙北市(旧田沢湖町)
ハンノキ林に囲まれた湿原に約6万本の水芭蕉
JR田沢湖線・刺巻駅の南東700m程の所で、国道46号線沿いに駐車場がある。湿原の周辺は約10haの貴重なハンノキ林。シーズンには水芭蕉の白い花で一面が輝く。また、カタクリやザゼンソウなどの花も。開花期間中は、夜9時までライトアップされる。見頃は4月上旬から下旬。
リンク  仙北市  
【 千秋公園 】せんしゅうこうえん 秋田県秋田市
久保田城跡で桜やツツジなどの花名所
初代秋田藩主・佐竹義宣が1603(慶長8)年に築城した久保田城跡。秋田の「秋」と長久の意「千」からついた名称。桜やツツジ、アヤメ、睡蓮など季節の花もきれい。公園の北西には<b>久保田城御隅櫓</b>があり展望室からは秋田市街を見渡せる。また、園内には御物頭御番所佐竹史料館平野政吉美術館茶室・宣庵などがある。日本のさくら名所百選。
リンク  千秋公園  秋田市  秋田観光コンベンション協会
【 ブルーメッセあきた 】 秋田県潟上市(旧昭和町)
ドライブ途中に立ち寄れる花の楽園。秋田県花き種苗センターと、アグリプラザ昭和、レストラン・花の大地で構成される自然公園。花が一面に咲く2万平方mの共生花壇広場や、珍しい熱帯植物やハーブ類、コニファー類が多数栽培されている鑑賞温室などの施設が揃う。また、「道の駅・しょうわ」としての役割もあり、多くの人が安らぎや休憩に利用する。
リンク  ブルーメッセあきた  潟上市  
【 菜の花ロード 】 秋田県大潟村
長さ11kmの黄色いじゅうたん。道の両側に菜の花が色鮮やかに咲く。菜の花と平行して桜並木やクロマツが続き、その見事なコントラストの中でドライブを楽しめる。また、菜の花ロード以外にも、大潟には菜の花の見どころが多く、総面積では11.2haに及ぶ。満開の時期は多くの人で賑わう。見頃は4月下旬から5月下旬。
リンク  大潟村  
【 多宝院 】 秋田県能代市
桧山城跡の中腹にある多賀谷氏の菩提寺。当初は下総国に創建されたが、多賀谷氏と共に1610(慶長15)年に移った。現在の本堂は1772(明和9)年の再建。立派な山門やこの地方では珍しい鶯張り廊下が知られる。本堂裏には銀閣寺を模したとされる庭園がある。本尊の不動明王像は室町末期の作。例年4月下旬には、本堂前のしだれ桜が美しく咲き、花見客で賑わう。
リンク  能代市  
えぼしスキー場の水仙畑宮城県蔵王町
【 えぼしスキー場の水仙畑 】 宮城県蔵王町
ゲレンデいっぱいに広がる色鮮やかな花々
宮城蔵王のえぼしスキー場ゲレンデから雪が消えると、今度は花のシーズン。約50万本もの水仙できっしり。ピーク時は一面が黄色やクリーム色に染まり見事な美しさ。周辺はちょうど新緑で、花畑の中を爽快な気分で散策できる。見頃は5月初旬から中旬。
リンク   蔵王町  蔵王町観光協会   
船岡城址公園・白石川堤宮城県柴田町
【 船岡城址公園・白石川堤 】 宮城県柴田町
残雪の蔵王を背景に城跡から川堤まで桜一色
白石川堤約8kmや船岡城址に1000本を超す染井吉野桜が咲く東北有数の桜名所。大正時代に植えられた巨木が多く、1本1本見応えがある。JR船岡駅近く、白石川の「さくら歩道橋」からは白石川堤の一目千本桜と船岡城址公園を一望。約300mのスロープカーが桜トンネルの中を公園山頂へと続いている。しばた桜まつりは4月10日から25日。日本さくら名所百選。
リンク   柴田町   
徳仙丈山宮城県本吉町
【 徳仙丈山 】 宮城県松島町
山頂付近が燃えるような天空の花園
宮城・岩手の県境付近にそびえる標高711mの突き出た山。山頂付近には50万株といわれるレンゲつつじとヤマつつじが群生。花のシーズンには鮮やかな真紅と木々の新緑があまりに鮮やか。尾根の防火帯が遊歩道に早変わり、右に左に周辺の展望と共に素晴らしい風景を楽しめる。見頃は5月下旬から6月上旬。
リンク   本吉町 
【 舘ヶ森アーク牧場 】 岩手県一関市
チューリップや菜の花がきれいな丘陵の牧場
岩手県最南端の藤沢、舘ヶ森周辺の広大な丘陵地にある牧場。伊豆沼などを見渡す雄大なロケーション。グリューンボーデン舘ヶ森や舘ヶ森牧野、ハーブ館などがあるアーク牧場をはじめ、手作りハム工房やりんご園などが整備されている。ホテルやペンションの宿泊施設も。約30万本のチューリップや菜の花、ラベンダーなどの花が一面に咲き、多彩なイベントも魅力。花の見頃は、チューリップが4月下旬から5月上旬、菜の花が5月下旬から6月中旬、ラベンダーが7月。
リンク  一関市  一関市観光ガイド
【 種山高原 】 岩手県奥州市、住田町
江刺市、住田町の境に位置する標高600m〜800mの隆起準平原。広大な牧草地には、夏には牛馬が放牧されている。この風景は宮沢賢治もこよなく愛された。物見山と立石からの眺望は、北上山地や奥羽山脈、北上盆地と雄大。また、市営阿原山牧野があり5月下旬から6月上旬にかけて、レンゲツツジの群落が山一面を赤く染め上げる。アウトドア施設「星座の森」も整備された。
リンク  奥州市  胆江広域ガイド
【 安ヶ沢カタクリ群生地 】 岩手県西和賀町(旧沢内村)
沢内はカタクリの里とも呼ばれるぐらい、各所で自然のカタクリを見ることができる。群生地も何ヶ所かあるが、安ヶ沢や大荒沢川は群生の規模が大きく見応えがある。雪が解けたばかりの斜面を可憐な花が一面ピンク色に飾り、春の訪れを告げるかのよう。周辺の森は輝くような芽吹きの始まり。見頃は4月下旬から5月中旬。
リンク  西和賀町  
【 北上展勝地 】 岩手県北上市
北上川沿いに続く風格ある古木の桜並木
北上川に架かるゲルバー式吊橋・珊瑚橋から続く約2kmの桜並木。1920(大正9)年の造園で古木が多く、約1万本の桜と約10万本のツツジがある。南部藩の米蔵を模したレストハウスや歴史的建造物30棟近くを移築復元したみちのく民俗村、やサトウハチロー記念館利根山光人記念館などの文化施設もある。日本のさくら名所百選。
リンク  北上市  北上市観光協会  
【 米内浄水場のシダレザクラ 】よないじょうすいじょう 岩手県盛岡市
米内浄水場の場内にあり、開花時のみ一般開放される。盛岡市内の桜が終わってから満開を迎える。浄水場開設時に植えられた古木を含めヤエベニシダレヒガンが30本、ヒガンザクラが10本。八重咲きのヤエベニシダレは見事な花色で豪華。特に約10本の古木は枝が長く実に見事。例年の見頃は5月上旬。
リンク  盛岡市  盛岡観光コンベンション協会  
【 石割桜 】 岩手県盛岡市
巨岩の割れ目から伸びているエドヒガンザクラ
盛岡地方裁判所の前庭にある樹齢約400年の桜。周囲21m、高さ1.7mの大きな花崗岩を割って生えている。樹高10m、根回り4.3m。盛岡市内では1番早く咲き始め、枝一杯に花をつける。花の見頃は4月下旬から5月上旬。国の天然記念物。
リンク  盛岡市  盛岡観光コンベンション協会 
【 高松公園 】 岩手県盛岡市
岩手山が背景となる桜名所、冬は白鳥飛来地
1598(慶長3)年の盛岡城築城で治水のために設けた4ヶ所の堤のひとつで、最も大きかった中堤が高松の池として残った。桜は1906(明治39)年に日露戦争の戦勝記念で植えたのが始まり。ソメイヨシノを中心にシダレ桜や里桜。岩手山や姫神山を背景に咲く桜は見事。夜桜も楽しめる。様々な花が咲く公園として親しまれ、冬には白鳥が飛来し越冬する。日本さくら名所百選。
リンク  盛岡市  盛岡観光コンベンション協会 
【 フォリストパーク軽米 】 岩手県軽米町
自然を生かしてオランダ風に整備された森林公園。園内には、高さ16mの風車展望台や5月上旬が見頃の約15万本のチューリップ園、長さ154mの赤い吊り橋・メモリアルブリッジ、木炭資料室、レストラン、メニーサイドハウス、チビッコ天国・丸太の遊具などの施設が揃う。
リンク  軽米町  
【 櫃取湿原 】ひつとりしつげん 岩手県岩泉町
青松葉山、安部館山、黒森山に囲まれた標高約1000m、岩泉町大川から川井村松草へ抜ける道路沿いに広がる湿原。5月頃のミズバショウと7月頃のハクサンシャクナゲをはじめとする美しい自然が残っている。北上山地の数少ない湿原地の中で最も美しいと言われている。
リンク  岩泉町  岩泉町観光ガイド
【 芦野公園 】 青森県五所川原市(旧金木町)
2200本の桜や太宰治、津軽三味線と数々の魅力
藤枝溜池を中心とした約80haの自然公園。太宰治がよく遊んだ場所でもある。園内は、2200本の桜や老松が美しい。太宰治文学碑歴史民俗資料館津軽三味線発祥之地碑をはじめ、児童動物園、ふれあい広場、オートキャンプ場などがある。長さ265mの芦野夢の浮橋も。公園の中を津軽鉄道が通る。日本さくら名所100選。
リンク  五所川原市  五所川原市観光協会
【 弘前公園の桜 】 青森県弘前市
風格ある大木が見事、国内屈指の桜公園
1715(正徳5)年にヨシノザクラ25本を植樹したのが始まりで、現在ではソメイヨシノを中心に、シダレザクラや八重桜など豪華絢爛約50種類2600本の桜が咲き誇る素晴らしい眺め。毎年4月23日から5月5日までさくらまつりが開催される。ライトアップで浮かび上がる夜桜も実にきれい。天守から見下ろす桜は贅沢気分。日本さくら名所百選。
リンク  弘前公園の桜  弘前市  弘前観光コンベンション協会 
【 官庁街通り 】 青森県十和田市
十和田の街中は道路が碁盤の目状に美しく整理されている。その中にあって、松と桜の4列並木が約1.1km続く美しい通り。両側には国や県、市の官庁が40以上並ぶ。歩道両側には、奥入瀬などをイメージした水路や、産地らしい馬のモニュメントが配置され、散策も楽しい。日本の道百選。
リンク  十和田市  十和田八幡平観光物産協会
【 横浜の菜の花畑 】 青森県横浜町
見渡す限り広がる日本一広大な菜の花畑
町全体に広がっている菜の花畑は、200haもの規模。海岸沿いの国道279号・ハマナスラインからは14kmにも渡って花畑を望める。オススメは山側の農免道路。スケールの大きな菜の花畑が広がり、日差しによっては一面が黄色に輝く。5月第3日曜にはナノハナフェスティバルが開催され、マラソン、撮影会、特産品即売などが行われる。見頃は5月中旬〜6月上旬。
リンク  横浜町  
恵山北海道函館市(旧恵山町)
【 恵山 】えさん 北海道函館市(旧恵山町)
溶岩丘から噴煙をあげる標高618mの活火山
古くから山岳信仰の対象であり、山の中腹に高田屋嘉兵衛碑、山頂に恵山権現堂がある。火口原付近はガンコウラン、ヒメシャクナゲなど約130種が群生する高山植物の宝庫で、特にエゾヤマツツジの名所として知られる。山麓には、4haの広さを持つ自然公園があり、5月下旬から6月上旬には約4万株のツツジが公園全体を赤く染める。
リンク  恵山   函館市  函館観光コンベンション協会
五稜郭跡北海道函館市
【 五稜郭跡 】ごりょうかくあと 北海道函館市
日本初の西洋式城塞で道南屈指の桜名所
蘭学者・武田斐三郎の設計。徳川幕府が北方警備の拠点として1857(元冶元)年に完成させた。塁内からの砲撃に死角がないよう稜塁を5つ備えたことから、五稜郭と呼ばれる。現在は五稜郭公園として開放され、春は1600本の桜に彩られる。隣接する五稜郭タワーからは五稜郭全体の形がわかる。2006(平成18)年4月に高さ98mの新タワーがオープン。五稜郭は北海道遺産、国の特別史跡。
リンク  五稜郭跡   函館市  函館観光コンベンション協会
【 玉川公園 】 北海道せたな町(旧瀬棚町)
水仙と桜、丘の公園を彩る見事な花の競演
玉川神社を中心にした丘陵で、桜と水仙が同時期に咲く。水仙は1927(昭和2)年に地元の小学生が植えたのが始まりとされ、水仙公園とも呼ばれている。現在では約30種、約30万株が咲く。また、同時期に桜も開花、桜色と水仙の黄色が重なる自然の色彩を楽しめる。「水仙まつり」が開催され、特産羊肉「サフォーク」のジンギスカンなどが人気。見頃は5月中旬。
リンク  せたな町
【 鵡川たんぽぽ公園 】 北海道むかわ町(旧鵡川町)
鵡川市街の東側を流れる鵜川の河川敷約6haにわたって群生、日本一といわれるたんぽぽの花園。自由に出入りでき、花がいっぱい咲く中で寝転がることもできる。5月下旬にたんぽぽフェスティバルが開催され、直径5mの大鍋でつくる豚汁ふるまい(無料)やしゃも太鼓、連凧などのイベントが実施される。見頃は5月下旬頃。また、対岸には鵡川名産にちなんだシシャモパークが整備されている。
リンク  むかわ町
二十間道路の桜並木北海道新ひだか町(旧静内町)
【 二十間道路の桜並木 】 北海道新ひだか町(旧静内町)
約7kmもの並木が続く道内屈指の桜名所
約1万本もの桜があるといわれる。1916年(大正5年)から3年間にわたって、近くの山からエゾヤマザクラなどが移植された。道路の幅が36m(二十間)のため、こう名付けられた。秋にはコスモスが見られる。花の見頃となる5月上旬には「しずない桜まつり」が開催され花見客で賑わう。北海道遺産、日本の道百選、日本のさくら名所百選。
リンク  二十間道路の桜並木   新ひだか町
アポイ岳高山植物群落北海道様以町
【 アポイ岳高山植物群落 】 北海道様以町
固有種が豊富な特別天然記念物の山
ヒダカソウやエゾコウゾリナなどここでしか見られない固有種を含め約80種類の高山植物を楽しむことができる。アポイ山麓公園から山頂まで、徒歩で往復4時間半程。メインは馬の背のお花畑。アポイタチツポスミレ、アポイカラマツ、アポイゼキショウ、サマニユキワリなどの珍種がみられる。また山頂の北側には吉田岳のお花畑、南側にはヒダカソウが多い帆満のお花畑がある。見頃の5月上旬から6月下旬は高山植物が咲き乱れる。国の特別天然記念物。
リンク  アポイ岳高山植物群落  様似町   
藻琴山芝桜公園北海道大空町(旧東藻琴村)
【 藻琴山芝桜公園 】 北海道大空町(旧東藻琴村)
小高い丘の広大な斜面を彩る美しい芝桜
8万平方mに及ぶ斜面が芝桜によって見事。鮮やかなピンクや白など花の色でデザインされている。開花期に合わせ、5月第2日曜から6月まで、ノンキーランド芝桜まつりが開催される。芝桜の間を走る1周820mのゴーカートや丸太遊具、ニジマスなどの釣堀なども人気。また、バンガローの外観がユニークなキャンプ場も。見頃は5月中旬から6月上旬。
リンク  藻琴山芝桜公園  大空町
女満別湿性植物群落北海道網走市・大空町(旧女満別町)
【 女満別湿性植物群落 】 北海道網走市・大空町(旧女満別町)
網走湖畔に広がる国内屈指の水芭蕉大群落
網走湖の女満別側を女満別湖ともいうが、この湖畔では雪融けと共に草花が一斉に目を覚ます。ヤチダモとヤチハンノキなどの広葉樹自然林が約56haにわたって茂り、その原生林の中に水芭蕉群落が見られる。周辺の環境や群落の規模からいっても、他ではなかなか見られない貴重なもの。見頃は、4月下旬から5月下旬。国の天然記念物。
リンク  網走市  網走市観光協会
【 北見フラワーパラダイス 】 北海道北見市
丘陵の森林に広がる広大なパノラマ花園
北見市街から南東に約3kmの丘陵地で、森林の中に広がる約28haの花園。世界の花が約3万本植裁されている。5月に咲く中国桜から始まり、ツツジ、えぞ山桜、芝ざくら、ボタン、バラ、ユリ、ダリアなど、次々と美しい花々が咲き乱れる。頂上からは花々で彩られた園内をはじめ、北見市街地や遠く大雪や阿寒などの山々などを見渡せる。
リンク  北見市  北見観光協会 
上湧別チューリップ公園北海道上湧別町
【上湧別チューリップ公園 】 北海道上湧別町
青く澄んだ空とカラフルな色彩のチューリップ
約12.5haの公園でチューリップ畑は約7ha。120万球のチューリップが咲くと、一面鮮やかな色彩に輝く。入口付近にあるオランダ風車は展望台を兼ねており、チューリップ畑を一望。また、他の方角からも撮影スポットが設置されている。開花時期にはチューリップフェアが開催、チューリップ球根の予約販売や花苗などが販売され、イベントは多彩。見頃は5月上旬から6月上旬。
リンク  上湧別チューリップ公園   上湧別町
滝上公園北海道滝上町
【 滝上公園 】たきのうえこうえん 北海道滝上町
丘全体が鮮やかなピンクの芝桜でつつまれる
総面積10haに及ぶ斜面に、目の覚めるようなピンクの花が咲き、ほのかな甘い香りに包み込まれます。5月中旬から6月上旬までの1ヶ月が見頃。ちょうど芝桜のシーズンは、近くを流れる川の渓谷が雪解け水の増水で見応えがある。この期間中、芝ざくら祭りが開催される。メインイベントはフロックスシンデレラ。毎年、全国の応募者の中から選ばれた3人が、フロックスシンデレラ発表会に参加し、ガラスの靴などの賞品が贈られる。
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