2021.7.25更新 伊豆諸島名物を　港近くの食堂で PHOTO 宮嶋淳

食事処おともだち「とび魚くさや定食」 東京都大島町（伊豆大島）

くさやは伊豆諸島原産の干物で、主にムロアジとトビウオを使用。江戸時代、貴重だった塩を使わず、海水に浸しては干すことを繰り返していた。今でも、その時のつけ汁を継ぎ足し継ぎ足し、独自の臭いがするくさやの干物が作られている。伊豆諸島各地、特に伊豆大島と新島で製造が盛ん。つけ汁は発酵して殺菌効果を持ち、特有の味わいに。初めは馴染めなくても、クセになる人も多い。 伊豆大島の玄関口･元町港近くの「食事処おともだち」でも味わえる。「とび魚くさや定食」は1,000円。

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