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2017.1.26更新 |
漬物大根日本一 産地のやぐら群 |
PHOTO 近藤美里 |
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漬け物大根生産日本一の宮崎県で中心的産地、宮崎市田野町。冬には大根やぐらが並び、ものすごい数の大根が干される。高さ6m程、長さ50m程と大きなものが多く、近くで見ると実に壮観。 |
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鰐塚山からの寒風と、氷点下になりにくい恵まれた気候。
また、冬場は雨が少なく、穏やかな日差しになりやすい。
辛いはずの大根が、甘くて旨い干し大根になっていく。
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田野には大根やぐらが250程も点在するという。
JRや高速道路、国道からでも、大根やぐらをいくつも見ることができる。
大根干しは、12月中旬頃から2月頃まで。 |
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以前は軒先で大根を干していた。
大根やぐらに干すようになり、多くの生産が可能となった。
今日のような風景となったのは、まだ半世紀たたない。 |
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収穫時期、農家は大忙し。大根を掘り、葉っぱを結んで2本1組にする。それを棒に引っかけ、やぐら上の人に渡す。そして、大根を棒に掛けていく。夜露や雨よけ対策で、シートをかぶせる日もある。さらに、寒すぎる夜はストーブを焚き、結露を防ぐ。 |
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本格的な天日干しでできた大根は、煮ても生で食べても、この上なく美味しい。
大根やぐらの情景を思い浮かべながら頂くと、味わいが深まるに違いない。
大根漬けや干し大根など、全国で販売される。
国道269号線沿い「田野町物産センター みちくさ」などでも購入できる。 |
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大根やぐら密集地 |
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田野町物産センター みちくさ |
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