さいはての岬めぐり
納沙布岬北海道根室市   
宗谷岬北海道稚内市
【 宗谷岬 】 北海道稚内市
北緯45度31分14秒にある日本最北端の岬
先端には三角錐の日本最北端の地碑が立ち、ここから南へ約120mの高台には紅白のツートンカラーで高さ17mの宗谷岬燈台が立つ。また、探検家・間宮林蔵の像展望台旧海軍望楼なども。天候が良ければサハリンが見えることも。周辺には宗谷国護国寺跡なども。岬の後方一体は周氷河地形の丘陵地帯、日本ばなれした風景が広がる。
リンク   稚内市  稚内市観光協会
ストコン岬北海道礼文町(礼文島)
【 ストコン岬 】 北海道礼文町(礼文島)
目の前に海馬島が浮かぶ礼文島最北端の岬
岬までは車などで気軽に行けるが、最果てムードが感じられる。天気次第では、沖合いにサハリンの島影も。岬の前にある海馬(トド)島は無人島、昆布やウニなどのシーズンは島内の番屋に漁師が住む。春先になると名のごとくトドが姿を見せることもある。また、知る人ぞ知る花の名所。5人以上集まれば、漁師が船で送迎してくれる。
リンク   礼文町  礼文町観光協会
知床岬北海道斜里町
【 知床岬 】 北海道斜里町
知床半島の先端で険しい地形の先に海岸段丘が広がり、知床岬灯台が立つ。アイヌ語で地の果ての意味。国立公園の特別保護区で陸路はなく、豊かな自然が生きている。周辺にはアブラコ湾や夫婦岩などの奇勝が続く。一般的な観光には、ウトロからの観光船や不定期便などを利用し海上からの風景を楽しむ。
リンク  斜里町
納沙布岬北海道根室市
【 納沙布岬 】のさっぷみさき 北海道根室市
道内最古の灯台が立つ日本最東端の岬
北緯43度22分58秒、東経145度49分16秒に位置する、もっとも早く朝日を見ることができる岬。目の前には根室海峡が見え、その向こうには貝殻島や水晶島、国後島など北方領土の島々が浮かぶ。岬の周辺は北方領土への思いが込められた望郷の岬公園として整備され、巨大なアーチ状のモニュメント「四島のかけ橋」の下で消えることがないトーチが焚かれている。2階が展望フロアになっている望郷の家・北方領土館や展望タワー・平和の塔もある。冬には流氷も見られる。
リンク  根室市  根室市観光情報
落石岬北海道根室市
【 落石岬 】 北海道根室市
落石岬灯台が立ち太平洋を望む風景が雄大
根室市街から南西に向かって約21kmの位置にある太平洋に突出した岬。太平洋に突き出した岬。湿性植物の群生地で、6月になると一面に紅紫色の花をつける国指定の天然記念物・サカイツツジの南限自生地となっている。岬先端には光達距離約35キロの落石岬灯台が立ち、断崖に波が打ちつけるダイナミックな太平洋を望むことができる。 運がいいと、岩礁の上にアザラシやラッコの姿も見ることができるかもしれない。
リンク  根室市  根室市観光情報
霧多布岬北海道浜中町
【 霧多布岬 】きりたっぷみさき 北海道浜中町
太平洋に突き出た断崖上の岬から海岸線や奇岩を一望
正式には湯沸岬(トウフツミサキ)で、また沿岸にアザラシ(トッカリ)を見かけるためトッカリ岬とも呼ばれる。草原台地状の半島の東側で太平洋に突き出ており、海岸は断崖となっている。先端には湯沸岬燈台があり、展望台からはアイヌ首岩や3km沖合の帆掛岩など奇岩や海岸線が見える。周辺には、展望台とキャンプ場がある。
リンク  浜中町  浜中町観光協会
襟裳岬北海道えりも町
【 襟裳岬 】 北海道えりも町
長い岩礁と荒波、ぐるりと広がる水平線
日高山脈南端が太平洋に鋭く突き出した岬。アイヌ語では突き出した頭を意味する。岬の先端は高さ60mの断崖、そこからさらに海中に長い岩礁が続く。段丘上の草原には白い襟裳燈台が立ち、襟裳岬風の館もある。日本屈指の強風地帯で、岩礁に荒波が打ち寄せダイナミック。夏は霧の発生で風景を楽しめない日も多い。岬付近に約300頭生息するゼニガタアザラシの姿が見えることも。
リンク   えりも町
神威岬北海道積丹町
【 神威岬 】かむいみさき 北海道積丹町
大海原からそそり立つ神威岩と大海原が印象的
積丹半島の西北端で、かつては岬の沖は海路の難所。1856(安政3)年まで、婦女子の通行は禁止だった。岬の先端は約83mの断崖、その上に神威岬燈台がある。透明度が高い「シャコタンブルー」の大海原が約300度にわたって広がり、奇岩が海上にそそり立つ独特の風景を望める。先端へは、両側に日本海を眺められる遊歩道・チャレンカの小道を歩いて約20分。北海道遺産。
リンク   積丹町  積丹観光協会
地球岬北海道室蘭市
【 地球岬 】 北海道室蘭市
地球が丸いことが実感できる断崖の岬
室蘭のある絵鞆半島の最南端、先端には地球岬灯台がある。ここからは、大海原と駒ヶ岳や恵山岬などワイドな風景が見渡せ、地球が丸いことを実感できる。室蘭市街から地球岬まで約5kmの観光道路がのびている。
リンク   室蘭市  室蘭市観光協会
立待岬北海道函館市
【 立待岬 】たちまちみさき 北海道函館市
函館山東端の豪快な断崖の岬。岩がむき出した岬の断崖上からは太平洋や津軽海峡の向こうに下北半島の山脈が望める。また、左方には、啄木が愛した大森浜の海岸線などを一望できる。岬の近くには、与謝野寛・晶子夫妻の詠んだ歌碑がある。谷地頭電停から立待岬までは徒歩20分。
リンク   函館市  函館観光コンベンション協会
【 大間崎 】 青森県大間町
本州最北端の岬。晴れた日には対岸の北海道が望める。600mの沖合に浮かぶ弁天島に大間崎灯台が立っている。付近は、津軽海峡の早い潮によって荒々しい磯となっており、海草類や、アワビ・ウニ・サザエなどの高級貝類の好漁場。強く吹きつける風が最果ての郷愁を誘う。
リンク  大間町  
【 尻屋崎 】 青森県東通村
光度201万カンデラ、日本一明るい灯台がそびえる下北半島北東端の岬。本州最涯地の碑が立つ。周辺の海域は難所として恐れられた。一面の牧草地に半野性化した寒立馬(カンダチメ)が放牧され、白亜の尻屋崎灯台が立つ牧歌的な風景。
リンク  東通村  
【 トドヶ崎 】 岩手県宮古市
本州最東端の岬。重茂半島の東端で、断崖に高さ34mの白亜の灯台が立つ。明治35年以来、海を行く人々の安全を守っている。かつてこの灯台守として7年間過ごした夫婦が映画「喜びも悲しみも幾年月」でモデルになった。本州最東端の碑もある。岬へは、姉吉キャンプ場から約4kmの自然歩道で片道1時間10分程の道程のため、訪れる人も少ない。
リンク  宮古市  宮古観光協会
【 入道崎 】 秋田県男鹿市
入道崎燈台がある男鹿半島先端の岬
男鹿半島の最北端の北緯40度上に位置する。台地状の地形をしており、日本海を一望できる。岬付近の断崖上は芝生園地。入道崎燈台は高さ24m、上からは日本海など360度の景色を楽しめる。また、灯台資料展示室が併設されている。日本海に沈むサンセットポイントとしても人気。
リンク  男鹿市  男鹿市観光協会
【 犬吠埼 】 千葉県銚子市
三方を海に囲まれた銚子半島最東端の岬
岬は海食台地になっており、断崖の下には無数の岩礁が見られる。この岩礁に砕ける荒波が印象的。海岸沿いに遊歩道が整備されており、豪快な海を堪能できる。岬の先端には、高さ約32mのレンガ造りの灯台が建つ。イギリス人技師リチャード・プラントンの設計で1874(明治7)年に建造されたもの。灯台を登ると、ぐるっと太平洋に囲まれた雄大な眺望が得られる。
リンク  銚子市  銚子市観光協会
【 野島埼 】 千葉県南房総市(旧白浜町)
房総半島の最南端に立つ日本初の洋式灯台
高さ29m、光は約32km先まで届く。仏人技師ウェルニーが設計、1869(明治2)年に点灯した。当時の灯台は関東大震災により倒壊、現在の灯台は1925(大正14)年に再建されたもの。灯台の下は荒々しい岩礁で、回廊からは太平洋が見渡せ、遠くは伊豆半島までも視界に入る。灯台の下から岬へと遊歩道が整備されている。近くにはきらりん館(灯台資料展示室)がある。
リンク  南房総市  
弾崎新潟県佐渡市(佐渡島)
【弾崎 】 新潟県佐渡市(佐渡島)
断崖上に白亜の灯台が建つ佐渡島の最北端
江戸時代には海運上の要所とされ、警備の砲台が築かれていた。灯台は、1919(大正8)年に建てられた。ここからは、朝日も夕日も美しい。また、映画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台にもなった。毎年6月第2日曜は灯台の内部が一般公開(無料、10〜16時)される。ここから二ツ亀や賽の河原を経由して大野亀まで徒歩約1時間30分の自然探勝路が整備されている。
リンク   佐渡市  佐渡観光協会     
【 禄剛崎 】ろっこうざき 石川県珠洲市
白亜のドーム型灯台が立つ能登半島の北東端
岬の台地はその昔、のろしをあげて海上警備にあたったことから狼煙(ノロシ)台地と呼ばれる。岬の先端にはイギリス人技師により設計された禄剛崎灯台が立っている。海上には七ツ島が浮かび、天候に恵まれれば佐渡ヶ島までも視界が届く。また、ここからは日の出と、日の入りの両方見られる。
リンク  珠洲市  珠洲市観光協会
【 越前岬 】 福井県越前町
越前海岸の先端、断崖上に白い灯台
岬は高さ130m程、黒褐色の壁のような断崖。先端の高台には越前岬灯台があり、沖合の航海の安全になくてはならない。南側の国道横から入江を隔てて、白い灯台を見上げられる。周辺には半ば野生の形で栽培されている水仙畑があり、12月から2月頃厳しい寒さの中で咲く花が見られる。灯台近くは、越前水仙の里公園が整備されている。また、付近の海岸では風の強い厳寒期に波の花が見られることも。
リンク  越前町  越前町観光協会
【 石廊崎 】いろうざき  静岡県南伊豆町
急な断崖が続く伊豆半島最南端の岬
海から高さ60mの断崖が切り立ち、先端には白い灯台が立つ。断崖上は草原の台地で、先へ行くほど細くなっている。岬からは周辺のリアス式海岸や太平洋の大海原、そこに浮かぶ伊豆諸島と、ワイドな風景が望める。中木から城山まで海岸沿いに5.5kmの遊歩道が整備されている。また、石廊崎港からは、遊覧船が運航されている。
リンク  南伊豆町  南伊豆町観光協会
【 御前崎 】 静岡県御前崎市(旧御前崎町)
静岡県最南端、白亜の洋式灯台が海を見守る
高さ30〜40mの海食台地が続く突端に、イギリス人技師ブラントンの指導によって1874(明治7)年に生まれ変わった燈台が立つ。もとは、沖合を行き交う船の安全を守るために1635(寛永12)年に設置されていた。付近一帯は御前崎ケープパークとして整備され、遊歩道の途中には展望台もある。燈台から白羽(シロワ)にかけては風食礫の海岸段丘が続く。また、付近の海岸は貴重なウミガメ産卵地で国の天然記念物。
リンク  御前崎市  御前崎市観光協会
【 伊良湖岬 】いらごみさき  愛知県田原市(旧渥美町)
神島や志摩半島を望む渥美半島先端の岬
先端には1929(昭和4)年に建てられた伊良湖岬灯台が航海の安全を守り続けている。恋路ヶ浜側の駐車場からは約400m、海岸沿いと中腹に散策路がある。岬の右側は波静かな三河湾、左側は黒潮が流れる太平洋、正面には伊良湖水道を望む景勝地。日本の灯台50選。
リンク  田原市   田原市観光協会 
【 大王崎 】 三重県志摩市(旧大王町)
漁村、岩礁、灯台などの風景が絵になる志摩半島東南の岬。志摩半島の東南にある岬で、漁村、岩礁の海岸、白い灯台と風光明媚。灯台は昭和2年の建築で、高さ22.5m。伊勢志摩では唯一展望台まで上れる灯台で、てっぺんからは360度の眺望。神島、渥美半島、志摩の海岸線、眼下はかつて船の難所として名を馳せた暗礁。
リンク  公式ページ  志摩市  志摩市観光協会
経ヶ岬京都府京丹後市
【 経ヶ岬 】  京都府京丹後市
丹後半島の先端で、京都府の最北端。岬の突端には、明治31年完成の歴史を感じる白い経ヶ岬灯台がある。ここからは、好天なら遠く若狭や能登半島までも見渡すことができる。眼下には高さ30m程の黒い柱状玄武岩の断崖が約800m続く。
リンク  京丹後市
【 潮岬 】 和歌山県串本町
断崖上に潮岬灯台がある本州最南端の岬
本州最南端として知られ、荒波が打ち寄せる断崖上に白い灯台が立っている。潮岬灯台は1873(明治6)年から点灯、高さ19.5m、光度130万カンデラ、光達距離19.0海里。有料で入場できる。岬周辺には望楼の芝と名付けられた芝生園地が広がり、本州最南端の石碑が立つ。
リンク  串本町  串本町観光協会
【 白島海岸 】しらしまかいいがん 島根県隠岐の島町(隠岐)
白く輝くスケールの大きい断崖が約4km続く
島後の最北端・白島崎と周辺の海岸で、高さが50〜200mもある。オオミズナギドリの繁殖地となっている沖ノ島や、白島、松島などの島々が点在。白島の南東には柱状節理のアルカリ祖面岩に玄武岩がのった高さ60mの奇岩・よろい岩が海上に突出。岬の突端には展望台がある。遊覧船が中村港から出ており、海上からの海岸風景を堪能できる。国指定名勝及び天然記念物。
リンク  隠岐の島町  隠岐観光協会
【 美保関灯台 】 島根県松江市(旧美保関町)
明治31年に建てられた山陰最古の石造灯台
島根半島の東端にあたる地蔵崎、海抜73mの台地に立つ。1898(明治31)年にドイツ人技師によって建てられた。白色円形をしており、地御前島や沖御前島が浮かぶ日本海の美しい風景が広がる。世界の灯台百選。
リンク  松江市  美保関町観光協会  松江市観光協会
日御碕島根県出雲市(旧大社町)観光ガイド
【 日御碕 】ひのみさき  島根県出雲市(旧大社町)
高さが38.8m東洋一の石造り灯台がある岬
島根半島最西端に位置する。岬に立つ日御碕灯台は内部に入ることができ、展望台からは複雑な海岸線が続く雄大な日本海の風景が広がる。近くには国内有数のウミネコ繁殖地である経島が浮かび、2〜9月にはウミネコの群生が見られる。また、権現造りの日御碕神社も。
リンク  出雲市  出雲市観光協会
【 蒲生田岬 】 徳島県阿南市
四国最東端の岬でアカウミガメの上陸産卵地
四国最東端の岬で、最突端には六角形の白亜の灯台があり、遊歩道も整備されている。海上約6kmには伊島、前島、棚子島など亜熱帯植物がおい茂る島々が浮かんでいる。蒲生田海岸には5月から8月にかけて産卵にアカウミガメが上陸する。
リンク  阿南市  
【 佐田岬 】 愛媛県伊方町(旧三崎町)
日本で最も細長い東西約50kmの半島先端
佐田岬メロディラインのからさらに進み、終点から徒歩3分程で佐田岬灯台に着く。豊予海峡とその向こうの九州を望める。灯台付近には旧陸軍砲台跡や蓄養池、名所椿山などがあり、夏にはキャンプや海水浴などで賑わう。
リンク   伊方町  伊方町観光協会
【 室戸岬 】 高知県室戸市
黒潮踊る太平洋と岩礁が広がる四国の東南端の岬
黒潮に海食された岬の岩礁に豪快な波が打ち寄せ、一帯には熱帯樹林が茂る。岬の先端には中岡慎太郎像が立っている。灯台は山上に立っており、レンズは日本最大で直径2.6m、光達距離約56km。近くには四国霊場八十八カ所第24番札所の最御崎寺、その前方には室戸岬スカイラインが通じている。
リンク  室戸市  
【 足摺岬 】 高知県土佐清水市
絶壁上に白亜の灯台が立つ四国最南端の岬
四国最南端の岬。高さ70mの絶壁上に、国内最大級の灯台・足摺岬灯台が立つ。黒潮が最初に日本列島に突き当たる場所で、一帯は椿・タブ・ウバメガシなどの暖地性樹林が生い茂り南国ムード。岬を巡る自然遊歩道があり、2月中・下旬には両側から枝を延ばしたツバキの群落が花のトンネルとなる。また、足摺岬の名を広めた小説「足摺岬」の著者・田宮寅彦の石碑も立つ。
リンク  土佐清水市  土佐清水市観光協会
【 鶴御崎 】 大分県佐伯市(旧鶴見町)
絶壁上に鶴御崎灯台が立つ九州最東端の岬
岬一帯は高さ約200mの断崖になっており、先端には鶴御崎灯台が立つ。一帯はミュージアムパーク鶴御崎が整備され、戦時中の要塞が改造された灯台下の富永一郎マンガ館をはじめ、パットゴルフ場、ふれあい広場、展望台などがある。また、戦時中の軍史跡が林間歩道のあちこちに残されている。
リンク  佐伯市  佐伯市観光協会  
【 都井岬 】 宮崎県串間市
海抜225mの灯台と野生馬、ソテツ北限自生地
日南海岸最南端で、海抜225mの高台に都井岬灯台がある。ここからの眺望は志布志湾を隔てて大隈半島を望み雄大。標高300mの台地が続き、岬から続く御崎牧には岬馬とよばれる野生馬の群れが生息。断崖中腹には、航海安全で信仰される御崎神社が鎮座する。境内と周辺には約3000本もの北限のソテツ自生地があり、国の特別天然記念物に指定されている。ビジターセンターや遊歩道、宿泊施設も整っている。
リンク  串間市  串間市観光協会
【 佐多岬 】 鹿児島県南大隅町(旧佐多町)
亜熱帯植物が茂る九州本土最南端の岬
北緯31度線に位置し、ブーゲンビリアやハイビスカスなど亜熱帯の植物が咲く気候。枇榔やソテツなどの亜熱帯密林の中に遊歩道があり、海抜100mの展望台から佐多岬灯台が望める。灯台は、明治初期に英国人が設計した現存する日本最古の灯台。天候次第で種子島や屋久島も見える。九州南端らしい旅情を感じられる。
リンク  南大隈町  大隅広域観光開発推進会議
【 長崎鼻 】 鹿児島県指宿市(旧山川町)
南国旅情あふれる薩摩半島最南端の岬
先端に白い灯台が建つ。海岸線は赤みを帯びた岩礁。西方に美しい山容の開聞岳を望め、海上には、種子島や屋久島、硫黄島などが天候次第で望める。浜には夏にウミガメが産卵地にやってくる。浦島太郎が竜宮へ旅立った岬とされ「竜宮鼻」とも呼ばれ、竜宮神社もある。
リンク  指宿市  指宿市観光協会
【 辺戸岬 】 沖縄県国頭村
隆起サンゴ礁の断崖が続く沖縄本島最北端
岬の先端からは、左手に伊是名島や伊平屋島、北の海上には与論島が遠望できる。この岬と与論島でかがり火を焚き、米軍統治時代に祖国復帰を訴えた海上集会を記念して立てられた祖国復帰闘争の碑がある。背後には、琉球の祖先アマミキヨが沖縄の島々を創ったときに最初にこしらえたという琉球神話が残る霊地・辺戸岳がそびえる。
リンク    国頭村     
東平安名岬 】ひがしへんなざき 沖縄県宮古島市(宮古島)
200m程の幅が約2km続く細長い半島の先端
細長い半島の先端に位置する宮古島最東端の岬。両側は断崖で、岬の東岸をはじめ周辺は奇岩が多い。半島が細長いため、岬からは360°に限りなく近く美しい海に囲まれる。珊瑚の海は青く透き通りとてもきれい。岬に立つ平安名埼灯台は見学できる灯台としては国内最南端。5月頃にはテッポウユリが咲く。駐車場から灯台までは徒歩約5分。
リンク  宮古島市  宮古島市観光協会
【 御神崎 】おんがざき 沖縄県石垣市(石垣島)
石垣島西端、屋良部半島の岬。紺碧の美しい海を見下ろし、断崖や奇岩が続く景勝地。南国らしい風景の中に、真っ白い灯台が立っている。テッポウユリ群生地としても知られており、5〜6月には岬周辺で美しい花が咲く。遠く海上には西表島をはじめ、鳩間島や小浜島などが見える。西向きの岬だけに、夕景も見逃せない。珊瑚礁もあり、一帯はダイビングスポットとして人気。
リンク  石垣市  石垣市観光協会
【 日本最南端の碑 】 沖縄県竹富町(波照間島)
波照間島は人が住む「日本最南端の島」。碑はコンクリート制で、島南部の高那海岸の景勝地に立つ。ここからは視界270度にわたる太平洋を望める。1972(昭和47)年の日本復帰を記念して建立された。周囲にはハマユウの白い花も。
リンク  竹富町  竹富町観光協会

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