碧南おでかけ観光ガイド  愛知県碧南市
油ヶ渕花しょうぶ園
湖畔に鮮やか 一面の花しょうぶ
 県内唯一の天然湖「油ヶ淵」の北側に隣接する湖畔の油ヶ渕遊園地に約3万株の花しょうぶが植えられている。種類も多彩で花の時期には美しい色彩に囲まれる。
 花しょうぶまつりが開催され、様々な催しが行われる。見頃は5月下旬〜6月中旬頃。
 しょうぶ園の入口には、蓮如上人を三河に案内
した如光上人を祀る如光堂がある。
油ヶ渕花しょうぶ園おでかけ観光ガイド

応仁寺
蓮如上人によって建立された古刹
 蓮如上人がこの地に滞在して浄土真宗を広めたことから、1468(応仁2)年に建立された。春には桜、初夏には花しょうぶが咲く。油ヶ淵花しょうぶ園駐車場の北西隣。

哲学たいけん村無我苑
自分を見つめ明日への活力を
 「無我愛」を主唱した宗教思想家・伊藤証信の住居だった場所。
 日常と違う静かな環境に身を置き自分を見つめ直すきっかけを提供する場。研修道場・安吾館、立礼茶席、瞑想回廊、茶花・野草苑などの施設がある。
哲学たいけん村無我苑(碧南市HP)

油ヶ淵
周囲約6km 県内唯一の天然湖沼
 江戸時代初期に、矢作川の土砂が入江に堆積して生まれ、1935(昭和10)年に高浜川の開削により現在の形になった。約3km離れた衣浦湾と2つの川で結ばれ、淡水と海水が混ざった汽水湖となっている。息子の漁の安全を祈る母のため、神様が娘となり買った油で岬を照らした伝説が名の由来。ブラックバスなどの釣りが盛ん。
油ヶ淵電子図書館HP

広藤園
上一面が紫色 歴史ある花名所
 文政年間(1820年頃)に藤好きな小田廣作が藤棚を造ったのが始まりとされる。「ひろの長藤」として名が広まった。
 長藤が14株、だるま藤が1株。花房は1m以上に及び見事。頭上一面に紫の花が垂れ下がり、香りも楽しめる。広藤園藤まつりが開催され、ライトアップも楽しめる。見頃は4月下旬〜5月上旬。
広藤園藤まつり(観光協会HP)

矢作川桜づつみ
大きな川沿いに続く桜並木
 矢作川の上塚橋から南西へ、堤防沿いにソメイヨシノの並木が続いている。遊歩道が整備され、両側に咲く桜を観賞できる。


明石公園
子供に人気の乗り物を気軽に楽しめる
 臨海沿いに走る国道247号に隣接したファミリーで楽しめるミニ遊園地。観覧車やメリーゴーランド、おとぎ列車、エアファイター、キッズコースターなどの乗り物が揃い、低価格で楽しめる。
 パターゴルフやトリムの森(フィールドアスレチック)などもある。春は市内屈指の名所。
碧南市明石公園HP

碧南海浜水族館
碧南市青少年海の科学館
日本各地の魚やウミガメなどが泳ぐ
 碧南海浜水族館では、日本各地の魚類を、冷たい海の生物からサンゴ礁の魚までコーナーなどのコーナーで見ることができる。また、矢作川の魚や淡水魚、ウミガメ、クラゲなどの水槽もある。
 隣接する碧南市青少年海の科学館は「水−森から海へ−」がメインテーマで、楽しみながら学べる。また、矢作川や油ヶ淵など、地元と水の関わりを知ることができる。立体映像では美しい地球の映像を見ることができる。
碧南海浜水族館HP

大浜てらまち
歴史を感じる懐かしい町並み
 大浜漁港の湊町として古くから開けた地区で、多くの寺が集まっている。また、味醂・味噌などの蔵が点在、商店や路地など懐かしい風景が残る。
 太鼓堂が印象的な碧南地方の学校教育発祥の地・西方寺、阿弥陀如来坐像(国の重要文化財)が安置され海徳寺、1924(大正13)年竣工の旧大浜警察署、国内最古の醸造元・にある九重みりん時代館など街めぐりの散策を楽しめる。大浜まちかどサロンで案内マップなどを入手できる。
藤井達吉現代美術館
地元出身近代工芸家の優れた作品
 旧商工会議所を増改築し2008(平成20)年に開館。外観は現代的デザインながら大浜街道沿いの寺町に調和、賞も受賞した。碧南出身の近代工芸家・藤井達吉の作品を中心に常設展示され、企画展やイベントが開催される。
碧南市藤井達吉美術館HP

九重みりん時代館
現存する国内最古の醸造元で学ぶ
 1772(安永元)年から続く味淋醸造。歴史に残る貴重な道具や資料が展示されている。足踏み式精米機、うす、ろ過器、大福帳など。製造工場の見学もできる。
 もろみを搾った味淋を熟成する「大蔵」は1706(宝永3)年築で現存する国内最古の味醂蔵、国の登録有形文化財。見学は要予約。
九重みりん時代館HP

清澤満之記念館
明治の宗教哲学者・清澤満之に学ぶ
 明治の宗教哲学者でこの地にゆかりのある清澤満之に関する資料が展示されている。2階の研修室で生涯をまとめたビデオを見ることができ、満之が生活していた西方寺書院も見学できる。
清澤満之記念館HP

大浜陣屋広場
大浜地区北部に残る歴史スポット
 1769(明和)年から1872(明治5)年まで、駿河沼津領主・水野家が三河に設置した大浜陣屋跡地。2008(平成20)年に市民の憩いの場として開放された。菊間藩陣屋跡碑や表門、裏門など整備されている。

あおいパーク
農業とふれあえる体験型交流施設
 新鮮な地元の農産物がならぶ産直市「もぎたて広場」をはじめ、手軽に収穫を楽しめる「もぎとり体験農園」、色鮮やかな花卉観葉植物を年中見ることができる「観賞温室」、「レストラン」、「ハーブのお風呂」などがある。
 イベントや教室、園芸相談会なども実施される。
あおいパークHP

へきなんたんトピア
電気と碧と環境
 碧南火力発電所に隣接し、電力館とヒーリングガーデン、エコパークの3エリアがある。
 電力館は展示装置で楽しく学べる施設。
 ヒーリングガーデンは「癒しとコミュニケーション」がテーマで、入口にグリーンセンターがあり、芝生広場や体験花壇、じゃぶじゃぶ池、キクガーデン、ウォーターガーデン、ハーブガーデンなどが広がる美しい庭園。
 エコパークは木道などの散策を楽しめ、櫓観察舎や半地下観察舎などで野鳥を観察できる。
中部電力 へきなんたんトピアHP

釣り広場
施設が整う人気の釣りスポット
 火力発電所の貯炭場北側が開放された人気の釣りスポット。延長435mの規模で、無料で年中入場できる。駐車場やトイレ、休憩所、遊具場、ベンチなどが完備され、転落防止柵や救命具設置10ヶ所など安全対策もされている。発電所の温排水で魚が集まりやすい。権現崎灯台が対岸に見える。
釣り広場(碧南市観光協会HP)

権現崎灯台緑地
衣浦湾の安全を守り続けた地
 1822(文政5)年)に漁民が安全のため常夜灯を設けたのがはじまり。歌人・甲斐丸が住み付きで灯を守ったと伝わる。
 1954(昭和29)年に現在の灯台が設置された。高さ12m。現在は役目を終え、小公園が整備されている。

サン・ビレッジ衣浦
余熱利用の温水プールやお風呂
 高浜市・碧南市の衣浦衛生組合の余熱利用施設。露天風呂やサウナもあるお風呂や温水プール、卓球などを楽しめる。
サン・ビレッジ衣浦HP

衣浦海底トンネル
沈埋式車道海底トンネルで現役国内最古
 衣浦港の下をくぐり、半田と碧南を結ぶ沈埋式海底トンネル。現存する車道のある沈埋式海底トンネルでは国内最古。長さは半田へ向かう西行1,019m、碧南へ向かう東行1,141m。
 また、歩行者自転車用トンネルがあり、無料で通行できる。




周辺
碧南市観光協会HP